東京電力リニューアブルパワー株式会社 箱島発電所
所在地：群馬県吾妻郡東吾妻町箱島
交通：ＪＲ吾妻線 小野上駅より約１ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：東京電力株式会社［運開］−東京電力ホールディングス−東京電力リニューアブルパワー株式会社［現在］
- 昭和２６（１９５１）年１１月 ：運用開始
- 平成２８（２０１６）年 ４月１日：社名変更（東京電力ホールディングス）
- 令和 ２（２０２０）年 ４月１日：組織変更（東京電力リニューアブルパワー）
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：水路式
- 発電方式（水の利用方法）：調整池式
- 出力
- 認可最大出力：２４８００ｋＷ
- 常時出力：１４７００ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：３４．００立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：８１．６０ｍ
- 設備
- 水車：立軸フランシス水車×２台 総出力２６６５０ｋＷ
- 発電機：立軸三相交流同期発電機×２台
- 導水路：総延長１４２７４．５ｍ、主要導水路 幅３．６１ｍ×高４．２４ｍ、延長１０９９８．３ｍ
- 上部水槽：縦８２．０５ｍ×横２６．３９ｍ×高８．１７ｍ
- 水圧鉄管：内径３６００〜１４００ｍｍ、板厚１２〜２４ｍｍ、延長４４３．１７ｍ×１条
- 分岐管：Ｙ分岐
- 入口弁：バイプレーンバルブ（複葉弁）
- 放水路：幅８．７６ｍ×高４．５１ｍ、総延長７２５．６ｍ
- 標高
- 取水位標高：３４８．５０ｍ
- 放水位標高：２４８．８３ｍ
- 面積
- 流域面積：１０６１．１平方キロメートル
- 河川
- 取水：四万川→吾妻川＋原町発電所→泉沢川
- 放水：金井発電所、吾妻川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
フォトギャラリー
（2010-12撮影）
発電所建屋と屋外開閉設備
建屋向こうに大型の変圧器が見えますが、左側は単相変圧器が２台です。
現役当時Ｖ結線で使用されていたとすると、この電圧、容量の変圧器としては異例の大きさです。
（単相変圧器２台を用いたＶ結線は通常、６ｋＶ配電線などで用いられており、特高、大容量では三相変圧器が用いられます）
（2010-12撮影）
発電所建屋と水圧鉄管
右が水圧鉄管、左が余水吐です。
（2010-12撮影）
上部から中部にかけての水圧鉄管です。
（2010-12撮影）
上部水槽の制水門（流出）側です。
（2010-12撮影）
上部水槽の流入側です。
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2020-09-22所有者情報追加
2018-04-30所有者情報詳細追加
2011-10-03初掲載（2010-12撮影）
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