群馬県企業局 矢倉発電所
所在地:群馬県吾妻郡中之条町入山
交通:JR吾妻線 長野原草津口駅より約16km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:群馬県企業局[運開]−群馬県企業局[現在]
- 昭和58(1983)年10月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:7800kW
- 常時出力:1600kW
- 水量
- 最大使用水量:7.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:137.75m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 最大出力8100kW(定格出力7800kW)×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機 容量8300kVA×1台
- 変圧器:容量8300kVA×1台
- 導水路:上円直壁型、総延長9038m
- 長笹沢川→発電所:総延長5354.2m、主要導水路 幅1.67m×高1.84m、延長3182.5m
- 白砂川→合流点:総延長3683.5m、主要導水路 幅1.50m×高1.70m、延長3683.5m
- 上部水槽:縦55.78m×横2.73m×高3.75m
- 水圧鉄管:内径1700〜1200mm、板厚7〜13mm、延長234.42m×1条(水力発電所データベース)
- (現地銘板)最大設計水頭171.000m、有効落差137.750m
- 延長235.967m、内径1700〜1200mm
- 材質SM41A、板厚7〜12mm、重量103.7トン
- 昭和58(1983)年7月製作
- 余水管:内径1200〜900mm、板厚7〜13mm、延長215.5m×1条
- 入口弁:バイプレーンバルブ(複葉弁)
- 放水路:幅3.00m×高4.95m、総延長33.4m(現地案内板)19.0m(水力発電所データベース)
- 標高
- 取水位標高:998.20m
- 放水位標高:857.25m
- 面積
- 流域面積:95.6平方キロメートル
- 河川
- 取水:長笹沢川→ガラン沢川→白渕沢川、白砂川→矢倉川→小宿川
- 放水:白砂川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2005-02撮影)
発電所建屋と放水口
沢沿いの奥まった場所に在ります。
(2005-02撮影)
水圧鉄管
画像上部右寄り、杉木立の向こうに上部水槽が在ります。
(2010-12撮影)
冬の発電所全景
(2009-06撮影)
初夏の発電所全景
(2010-12撮影)
発電所と周辺の様子
画像左外からは白砂川が流れて来ています。
画像左寄りの奥には東京電力川中発電所の取水先となる白砂(白砂川)ダムが見えます。
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2011-09-11初掲載(2010-12、2009-06、2005-02撮影)
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