国土交通省中国地方整備局 土師ダム管理用発電所
所在地:広島県安芸高田市八千代町土師
交通:JR可部線 可部駅より約20km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:建設省中国地方建設局[運開]−国土交通省中国地方整備局[現在]
- 平成7(1995)年4月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 最大出力:490kW
- 水量
- 最大使用水量:2.3立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:m
- 面積
- 流域面積:307.5平方キロメートル
- 河川
- 取水:江の川[土師ダム]
- 放水:江の川
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
ダム諸元
- 名称
- 土師(はじ)ダム
- 歴史
- 昭和41(1966)年4月:調査開始
- 昭和41(1966)年 :着工
- 昭和48(1973)年 :竣工(ダム便覧)
- 昭和49(1974)年3月:完成(案内板)
- 種類
- 越流型重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:50.00m、堤頂長:300.0m、堤体積:210,000立方メートル
- 下部堤体幅:38.27m(フィレット除)
- 容量
- 総貯水容量:47,300,000立方メートル
- 有効貯水容量:41,100,000立方メートル
- 治水容量:31,500,000立方メートル(洪水時満水位−予備放流水位)
- 発電容量:35,600,000立方メートル(常時満水位−最低水位、冬期)
- 利水容量:10,800,000立方メートル(洪水貯留準備水位−最低水位)
- 不特定灌漑用水: 1,300,000立方メートル(利水容量の内)
- 特定灌漑用水: 1,000,000立方メートル(利水容量の内)
- 水道用水: 5,675,000立方メートル(利水容量の内)
- 工業用水: 2,825,000立方メートル(利水容量の内)
- 計画堆砂容量: 6,200,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:307.5 平方キロメートル
- 湛水面積: 2.80平方キロメートル
- 標高
- 天端標高:259.00m
- 洪水時満水位標高:256.40m(サーチャージ)
- 常時満水位標高:254.40m
- 洪水貯留準備水位標高:242.90m
- 予備放流水位標高:242.20m
- 最低水位標高:234.70m
- 低位放流設備呑口頂標高:227.00m
- 減勢工導流壁頂標高:227.00m
- 基礎標高:209.00m
- 水門設備等
- 非常用洪水吐(クレストゲート):テンターゲート 幅7.8m×高11.736m×回転半径10.500m×3門
- 常用洪水吐(オリフィスゲート):テンターゲート 幅4.5m×高4.0m×回転半径7.000m×2門
- 低位放流設備:引張ラジアルゲート 幅2.285m×高2.130m×1門
- 利水放流設備:ホロージェットバルブ×2門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2016-11撮影)
土師ダム天端より下流を撮影しました。
画像中央少し左の建屋が管理用発電所、画像中央下部の利水放流バルブ管路から分岐しています。
土師ダム諸元に掲載されている発電容量は可部発電所の物です。
(2016-11撮影)
土師ダム左端天端付近より撮影した発電所及びダム堤体下流側の様子です。
(2016-11撮影)
下流より土師ダムへと向かってみました。
撮影地点にこれより先へ立ち入り禁止の表示が在りましたのでそこからの撮影です。
(2016-11撮影)
左岸より土師ダム天端を撮影しました。
(2016-11撮影)
土師ダム左岸天端脇付近より撮影したダム湖です。
可部発電所の取水設備は此処からは見えませんでした。
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2018-06-30発電所諸元追加修正、ダム諸元修正、交通情報修正
2018-06-23初掲載(2016-11撮影)
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