尾道市農業協同組合 三川小水力発電所
所在地：広島県世羅郡世羅町伊尾
交通：ＪＲ福塩線 備後三川駅より約３ｋｍ
発電所諸元
- 歴史（途中は抜けている可能性が有ります。？は未確認）
- 所有：甲山町農業協同組合？［運開］−世羅郡農業協同組合−尾道市農業協同組合［現在］
- 昭和４３（１９６８）年３月２９日：運用開始（旧建屋）
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム式
- 発電方式（水の利用方法）：流込み式
- 出力
- 認可最大出力：１４５ｋＷ（旧建屋）
- 水量
- 最大使用水量：０．４５立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：４０ｍ（旧建屋）
- 設備（旧建屋）
- 水車：横軸フランシス水車×１台
- 発電機：横軸三相交流誘導発電機×１台
- 面積
- 流域面積：１０８．０平方キロメートル
- 河川
- 取水：芦田川［三川ダム］
- 放水：芦田川
本データは、全国小水力利用推進協議会様の許可を頂いて小水力発電データベースより転載しています。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
一部データについては、利用規約に基づいて国土交通省様の一級河川における水力発電施設諸元一覧（http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/suiryoku/index.html）より転載しています。
ダム諸元
- 名称
- 三川（みかわ）ダム（農林水産省管轄）
- 歴史
- 昭和２４（１９４９）年：着手
- 昭和３４（１９５９）年：竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高：53m、堤頂長：154.2m、堤体積：139,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量：12,698,000立方メートル
- 有効貯水容量：12,307,000立方メートル
- 面積
- 流域面積：108 平方キロメートル
- 湛水面積： 0.77平方キロメートル
- 水門設備等
- クレストゲート：ローラーゲート×３門
- 放流管：ハウエルバンガーバルブ×１門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
フォトギャラリー
（2017-05撮影）
発電所と三川ダムです。
発電所は近くに建屋を新たに建てて更新されていました。
旧建屋の方は恐らく撤去されると思われます。
（2017-05撮影）
新旧の発電所建屋の様子です。
画像右上寄りに見えるハウエルバンガーバルブの管路から取水しています。
画像左下の暗渠が旧建屋の放水口だった様です。
（2017-05撮影）
三川ダム天端を右岸より撮影しました。
（2017-05撮影）
三川ダム天端から撮影した下流の様子です。
新建屋の放水口が建屋のすぐ下に設けられているのと、旧建屋の水圧鉄管（青色の管路）が見えます。
洪水吐と放流管の減勢工が別々に設けられているのは結構珍しいと思います。
（2017-05撮影）
上流から撮影した三川ダム堤体です。
後で気が付いたのですが、撮影地点からもう少しダム湖尻へと向かうと以前使われていたハウエルバンガーバルブが展示されています。
（2017-05撮影）
三川ダム天端からダム湖を撮影しました。
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2018-05-07初掲載（2017-05撮影）
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