北海道電力株式会社 江卸発電所
所在地:北海道上川郡東川町ノカナン(旧建屋:東川町東20号)
交通:JR富良野線 北美瑛駅より約19km(旧建屋:約16km)
発電所諸元
- 歴史
- 所有(現建屋):北海道電力株式会社[運開]−北海道電力株式会社[現在]
- 所有(旧建屋):日本発送電株式会社[運開]−北海道電力株式会社[廃止]
- 昭和 2(1945)年 8月 :運用開始
- 昭和26(1951)年 5月1日:電気事業再編成令により所有者変更(北海道電力)
- 平成14(2002)年? :旧建屋廃止
- 平成14(2002)年 8月 :新建屋着工
- 平成18(2006)年10月 :新建屋運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力(現建屋):13800kW
- 常時出力(現建屋): 4000kW
- 年間発生電力量(現建屋):66659MWH(6665万9千キロワット時)
- 認可最大出力(旧建屋):18600kW
- 水量
- 最大使用水量(現建屋):15.00立方メートル毎秒
- 最大使用水量(旧建屋):15.00立方メートル毎秒?
- 落差
- 有効落差(現建屋):108.90m
- 有効落差(旧建屋):約150m
- 設備(現建屋)
- 水車:立軸フランシス水車 出力14400kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長8290.92m、主要導水路 幅3.7m×高3.2m、延長8218.20m
- 上部水槽:縦38.50m×横7.00m×高14.00m
- 水圧鉄管:内径3100〜1800mm、板厚9〜10mm、延長200.38m×1条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:幅3.10m×高3.10m、総延長121.00m
- 設備(旧建屋)
- 水車:立軸フランシス水車?×2台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機?×2台
- 水圧鉄管:2条
- 標高(現建屋)
- 取水位標高:521.20m
- 放水位標高:400.00m
- 面積(現建屋)
- 流域面積:205.0平方キロメートル
- 河川
- 取水(現建屋):忠別川[熊の沢ダム]→ユコマンベツ(勇駒別)川→ピウケナイ川→盤台沢川→ノカナン沢川
- 取水(旧建屋):忠別川[熊の沢ダム]→ユコマンベツ(勇駒別)川→ピウケナイ川→(盤台沢川?)→ノカナン沢川
- 放水:忠別川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
フォトギャラリー
現建屋
(2018-08撮影)
(柵越しに撮影しています。柵内へ入らない様にお願いします)
道路端から発電所全景を撮影しました。
管路は右が水圧鉄管、左が余水吐です。
発電所建屋は掘り下げてあり水車は地下に据えられています。
(2018-08撮影)
発電所から道路を挟んだ反対側、忠別ダムへの放水設備です。
忠別ダム湖の湖面からの高さ分、発電所建屋を掘り下げていることになります。
(2018-08撮影)
(柵越しに撮影しています。柵内へ入らない様にお願いします)
現建屋のすぐ近くに発電所名の碑と旧水圧鉄管が展示されていました。
発電所名の部分は旧字ですのでもしかしたら旧建屋時代のものかもしれません。
旧建屋跡
(2018-08撮影)
発電所跡地、水圧鉄管敷と上部水槽跡が確認できます。
(2018-08撮影)
一つ上の画像よりも少し下流から上部水槽跡を撮影しました。
(2018-08撮影)
発電所建屋跡地と周辺の様子です。
画像に写っている忠別ダムの建設に伴い移転しました。
取水堰
(2018-08撮影)
忠別川の取水堰(熊の沢ダム)です。
画像に写っている橋は通行禁止となっています。
(2018-08撮影)
左岸より沈砂池と取水堰付近の様子を撮影しました。
取水堰すぐ下流のコンクリート部分が沈砂池です。
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2019-09-17初掲載(2018-08撮影)
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