北海道電力 新忠別発電所
所在地:北海道上川郡東神楽町志比内
交通:JR富良野線 北美瑛駅より約15km
特記事項
取水先となる忠別ダムは複合ダムとしては堤体積、総貯水容量が日本一となります。
発電所諸元
- 歴史
- 所有:北海道電力株式会社[運開]−北海道電力株式会社[現在]
- 平成18(2006)年10月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:10000kW
- 常時出力: kW
- 水量
- 最大使用水量:25.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:48.10m
- 設備
- 水車:立軸カプラン水車 出力10500kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 水圧鉄管:内径3900〜2300mm、板厚11〜14mm、延長219.51m×1条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:幅21.00m×高14.20m、総延長39.0m
- 標高
- 取水位標高:406.00m
- 放水位標高:354.90m
- 面積
- 流域面積:238.9平方キロメートル
- 河川
- 取水:忠別川[忠別ダム]
- 放水:忠別川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 忠別(ちゅうべつ)ダム[国土交通省北海道開発局建設部管轄]
- 歴史
- 昭和52(1977)年:着手
- 平成18(2006)年:竣工
- 種類
- 中央土質遮水壁型(センターコア)ロックフィル、自然越流型直線重力式コンクリート複合ダム
- 大きさ
- 堤高:86.0m(コンクリート部)78.5m(フィル部)、堤頂長:885.0m(コンクリート部290.0m、フィル部595.0m)
- 堤体積(諸元表、総量?):9,444,000立方メートル(コンクリート部1,007,000立方メートル、フィル部8,437,000立方メートル)
- 堤体積(説明図、堤体のみ?):8,720,000立方メートル(コンクリート部980,000立方メートル、フィル部7,740,000立方メートル)
- 容量
- 総貯水容量:93,000,000立方メートル
- 有効貯水容量:79,000,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:238.9 平方キロメートル
- 湛水面積: 3.72平方キロメートル
- 標高
- 堤頂標高:425.92m
- 洪水時満水位標高:419.72m(サーチャージ)
- 常時満水位標高:413.92m
- 最低水位標高:387.42m
- 基礎標高:339.92m(コンクリート部)
- 連続地中壁下部標高:320.42m(フィル部)
- 水門設備等
- 非常用洪水吐:自由越流頂×12径間
- 常用洪水吐:自由越流頂×1径間
- 主放流ゲート:2門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2018-08撮影)
忠別ダム右岸天端から発電所を撮影しました。
鉄塔の建っている所が発電所です。
(2018-08撮影)
忠別ダム右岸天端から発電所と周辺の様子を撮影しました。
堤頂長855mもあるので対岸が遠いです。
(2018-08撮影)
忠別ダム左岸天端から発電所を撮影しました。
建屋脇に案内板が在りますが、下流からは手前で立ち入り禁止となっていましたので現状はイベント等に参加するしか見られなさそうです。
川幅が広い為か流込み式にも拘らず最大使用水量は25.00立方メートル毎秒もあります。
先に見える取水堰は忠別川発電所の取水堰です。
(2018-08撮影)
忠別ダム左岸天端から発電所と周辺の様子を撮影しました。
対岸、木が斜めに無い部分は江卸発電所旧建屋の水圧鉄管敷跡です。
(2018-08撮影)
忠別ダムの重力式コンクリートダム部分のみ下流から撮影出来ました。
(2018-08撮影)
忠別ダム天端右岸寄りからの下流の様子です。
(2018-08撮影)
忠別ダム湖です。
画像に見える取水塔から発電用の取水も行っています。
(2018-08撮影)
上流から忠別ダムを撮影しました。
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2019-09-17初掲載(2018-08撮影)
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