王子製紙株式会社 尻別第一発電所
所在地：北海道虻田郡ニセコ町曽我
発電所諸元
- 歴史（途中は抜けている可能性が有ります。？は未確認）
- 所有：王子製紙株式会社［運開］−苫小牧製紙株式会社−王子製紙工業株式会社−王子製紙株式会社−新王子製紙株式会社−王子ホールディングス株式会社−王子製紙株式会社［現在］
- 大正１０（１９２１）年７月：運用開始
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：水路式
- 発電方式（水の利用方法）：流込み式
- 出力
- 認可最大出力：６１００ｋＷ
- 常時出力：３４８０ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：２９．３０立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：２３．６１ｍ
- 設備
- 水車：立軸フランシス水車×３台 総出力６２１８ｋＷ
- 発電機：立軸三相交流同期発電機×３台
- 導水路：総延長１２２４．０ｍ、主要導水路 幅３．９４ｍ×高３．９４ｍ、延長１２２４．０ｍ
- 上部水槽：縦２０．７６ｍ×横１６．６７ｍ×高３．９３ｍ
- 水圧鉄管：内径２３４０ｍｍ、板厚６〜１０ｍｍ、延長３９．３３ｍ、３条
- 入口弁：バタフライバルブ
- 放水路：幅６．９７ｍ×高２．１２ｍ、総延長 ５６８．５ｍ
- 標高
- 取水位標高：１２５．００ｍ
- 放水位標高： ９８．３５ｍ
- 面積
- 流域面積：８９６．０平方キロメートル
- 河川
- 取水：尻別川
- 放水：尻別川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
フォトギャラリー
（2019-08撮影）
発電所全景です。
同社の千歳第一発電所と同じレンガ造りの豪奢な建屋です。
（2019-08撮影）
発電所と周辺の様子、画像に写っている橋の手前から立入禁止となっています。
また、この橋を渡っていった先に取水堰が在ります。
（2019-08撮影）
画像中央下部に見える石積みの様な部分の向こうが放水口、手前の尻別川は画像右手が上流方向です。
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2020-07-06初掲載（2019-08撮影）
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