北陸電力株式会社 尾添発電所
所在地:石川県白山市尾添
交通:北陸鉄道石川線 鶴来駅より約29km
特記事項
水路式の水力発電所としては落差日本一となります。
発電所諸元
- 歴史
- 所有:北陸電力株式会社[運開]−北陸電力株式会社[現在]
- 昭和59(1984)年7月 :運用開始
- 平成22(1984)年6月3日:水車ランナー交換により出力増加(増加前30400kW)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:30900kW
- 常時出力: 2200kW
- 水量
- 最大使用水量:6.20立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:577.00m
- 設備
- 水車:立軸ペルトン水車 出力31600kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長8187.7m、主要導水路 幅1.80m×高2.20m、延長6391.6m
- 上部水槽:縦30.50m×横4.00m×高5.35m
- 水圧鉄管:内径1500〜950mm、板厚8〜27mm、延長1997.653m×1条
- 入口弁:ロータリーバルブ
- 放水路:幅3.00m×高3.80m、総延長92.618m
- 標高
- 取水位標高:1095.00m
- 放水位標高: 476.80m
- 面積
- 流域面積:29.02平方キロメートル
- 河川
- 取水:目附谷川
- 放水:手取川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2018-11撮影)
水路式の水力発電所としては日本最高落差となる尾添発電所、ようやく撮影出来ました。
白山スーパー林道側からは見られないため今まで未掲載でしたが、手取川対岸の道(結構細いです)が通れるようになったので近くまで行き、更に河原を少々歩いて見られました。
(2018-11撮影)
発電所と周辺の様子、水圧鉄管は建屋右上から埋設で降りてきていますが、少し上の方へ行くと露出となっておりグーグルマップ等の航空写真で見られます。
取水堰については発電所以上にアプローチが大変な場所に在ります。
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2019-12-02初掲載(2018-11撮影)
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