四国電力株式会社 分水第二発電所
所在地：高知県吾川郡いの町清水下分
交通：ＪＲ土讃線 伊野駅より約３１ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：日本発送電株式会社［運開］−四国電力株式会社［現在］
- 昭和１６（１９４１）年４月：運用開始
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：水路式
- 発電方式（水の利用方法）：貯水池式
- 出力
- 認可最大出力：７８００ｋＷ
- 常時出力：２５００ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：１２．５２立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：７４．３７ｍ
- 設備
- 水車：立軸フランシス水車×２台 総出力８１６０ｋＷ
- 発電機：立軸三相交流同期発電機×２台
- 導水路：総延長３２４３．９ｍ、主要導水路 幅２．９０ｍ×高２．９０ｍ、延長３２４３．９ｍ
- 調圧水槽（複式サージタンク）：差動式サージタンク 口径８．００ｍ×高２７．２４ｍ、単動式サージタンク 口径６．００ｍ×高２０．５０ｍ
- 水圧鉄管（条管含む）：内径２２００〜１２６０ｍｍ、板厚９〜１６ｍｍ、延長１９１．０８ｍ×１条
- 最大設計水頭１３６．０００ｍ
- 内径２．０００−１．８５０−１．７００−１．２６０ｍ
- 本管延長１８２．６２９ｍ
- 材質、板厚 ＳＭ４１Ａ、ＳＭ４１Ｂ ７〜１６ｍｍ
- 重量１１１．７０２トン、１９７５（昭和５０）年４月製造
- 分岐管：Ｙ分岐
- 条管：延長７．８８０ｍ×２条
- 入口弁：バイプレーンバルブ（複葉弁）
- 放水路：幅３．００〜４．５０ｍ×高２．４３〜３．７５ｍ、延長１１９．９ｍ
- 標高
- 取水位標高：２７９．１９ｍ
- 放水位標高：１９８．３２ｍ
- 面積
- 流域面積：１３２．４平方キロメートル
- 河川
- 取水：分水第一発電所、枝川川
- 放水：分水第三発電所、枝川川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
フォトギャラリー
（2011-08撮影）
枝川川越しに撮影した発電所建屋です。
発電所建屋手前が枝川川で、建屋左手より流れてきている川は発電には関係ありません。
（2011-08撮影）
発電所建屋の少し下流には分水第三発電所の取水堰が在ります。
（2011-08撮影）
分水第三発電所の取水堰です。
向こうに本発電所の建屋が見えます。
本発電所の放水口（画像左側の水が流れ出ているトンネル）は分水第三発電所の水路へ直接接続されています。
（2011-08撮影）
発電所建屋の東側は色が異なっています。
（2011-08撮影）
水圧鉄管
（2011-08撮影）
枝川川からの取水堰は分水第一発電所の少し上流に在ります。
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2020-09-22所有者情報詳細追加
2012-04-23諸元追加
2012-01-22初掲載（2011-08撮影）
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