東北電力株式会社 釜房発電所
所在地：宮城県柴田郡川崎町小野
交通：ＪＲ仙山線 愛子駅より約１２ｋｍ、ＪＲ東北本線 長町駅より約１９ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：東北電力株式会社［運開］−東北電力株式会社［現在］
- 昭和４５（１９７０）年３月：運用開始
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム式
- 発電方式（水の利用方法）：貯水池式
- 出力
- 認可最大出力：１２００ｋＷ
- 常時出力： ０ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：６．００立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：２５．６４ｍ
- 設備
- 水車：横軸カプラン水車 出力１４８０ｋＷ×１台
- 発電機：横軸三相交流誘導発電機×１台
- 水圧鉄管：内径１４００ｍｍ、板厚６〜８ｍｍ、延長５６．１０ｍ×１条
- 放水路：幅１．９０ｍ×高４．５０ｍ、総延長３２．８ｍ
- 標高
- 取水位標高：１４９．８０ｍ
- 放水位標高：１２２．９８ｍ
- 面積
- 流域面積：１９５．３平方キロメートル
- 河川
- 取水：碁石川［釜房ダム］
- 放水：碁石川発電所、碁石川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
ダム諸元
- 名称
- 釜房（かまふさ）ダム
- 歴史
- 昭和３９（１９６４）年：着手
- 昭和４５（１９７０）年：竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高：45.5m、堤頂長：177m、堤体積：100,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量：45,300,000立方メートル
- 有効貯水容量：39,300,000立方メートル
- 面積
- 集水面積：195.3 平方キロメートル
- 湛水面積： 3.90平方キロメートル
- 水門設備等
- 非常用洪水吐（クレストゲート）：テンターゲート×４門
- 常用洪水吐（コンジットゲート）：３門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
フォトギャラリー
（2008-10撮影）
発電所と釜房ダム
下流への導水があるため釜房ダム堤高に比べて落差はかなり低くなっています。
（2008-10撮影）
釜房ダム減勢工
画像手前と画像中央の２箇所に副ダムが設けられています。
（2008-10撮影）
釜房ダム天端と取水塔
（2008-10撮影）
釜房ダム湖、太郎川及び北川方向
画像左奥には蔵王山を望みます。
（2008-10撮影）
釜房ダム湖、前川方向
画像に写っている橋は釜房大橋です。
この先に「国営みちのく杜の湖畔公園」が在りますが、休日ということもあり大変な賑わいでした。
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2018-04-09所有者情報詳細追加
2009-05-25初掲載（2008-10撮影）
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