東北電力株式会社 漆沢発電所
所在地：宮城県加美郡加美町漆沢野岸
交通：ＪＲ陸羽東線（奥の細道湯けむりライン） 西古川駅より約２５ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：東北電力株式会社［運開］−東北電力株式会社［現在］
- 昭和５５（１９８０）年１１月：運用開始
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム水路式
- 発電方式（水の利用方法）：貯水池式
- 出力
- 認可最大出力：３０００ｋＷ
- 常時出力： ０ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：５．００立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：７３．７０ｍ
- 設備
- 水車：立軸フランシス水車 出力３１５０ｋＷ×１台
- 発電機：立軸三相交流同期発電機×１台
- 水圧鉄管：内径１５００〜１０５０ｍｍ、板厚８〜１０ｍｍ、延長７０３．４０ｍ×１条
- 入口弁：バタフライバルブ
- 放水路：幅５．００ｍ×高３．６０ｍ、総延長１３．０ｍ
- 標高
- 取水位標高：２７０．５０ｍ
- 放水位標高：１９０．４０ｍ
- 面積
- 流域面積：５８．９平方キロメートル
- 河川
- 取水：鳴瀬川［漆沢ダム］
- 放水：鳴瀬川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
ダム諸元
- 名称
- 漆沢（うるしざわ）ダム（宮城県管轄）
- 歴史
- 昭和４３（１９６８）年：着手
- 昭和５５（１９８０）年：竣工
- 種類
- 中央遮水壁（センターコア）型ロックフィルダム
- 基礎地質：凝灰角礫岩及び石英粗面岩
- 大きさ
- 堤高：80.00m、堤頂長：310.00m、堤体積：2,200,000立方メートル
- 天端幅：10.00m
- 容量
- 総貯水容量：18,000,000立方メートル
- 有効貯水容量：16,000,000立方メートル
- 洪水調節容量：12,100,000立方メートル（有効貯水容量の内）
- 農業用水容量： 8,500,000立方メートル（有効貯水容量の内）
- 上水道容量： 2,160,000立方メートル（有効貯水容量の内）
- 工業用水容量： 1,440,000立方メートル（有効貯水容量の内）
- 標高
- 堤頂標高：280.00 m
- 洪水時満水位標高：276.500m（サーチャージ）
- 常時満水位標高：270.50 m
- クレストゲート越流頂標高：267.80 m
- 夏期制限水位標高：261.50 m
- コンジットゲート越流頂標高：256.00 m
- 最低水位標高：243.100m
- 計画堆砂位標高：243.100m
- 基礎標高：200.00 m
- 面積
- 集水面積：58.9 平方キロメートル
- 湛水面積： 0.83平方キロメートル
- 水門設備等
- 自由越流頂：延長50.00m
- クレストゲート：テンターゲート 幅9.50m×高9.30m×２門
- コンジットゲート：ローラーゲート 幅5.00m×高5.40m×１門
- 取水ゲート：傾斜型平板式多段ゲート
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
フォトギャラリー
（2013-04撮影）
発電所外観は途中で立ち入り禁止となっていたため見られませんでした。
取水先の漆沢ダムのみの見学となります。
漆沢ダム左岸天端付近より下流を撮影しました。
（2013-04撮影）
漆沢ダム堤体上流側の様子
（2013-04撮影）
漆沢ダム湖の様子
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2018-04-09所有者情報詳細追加
2014-09-24初掲載（2013-04撮影）
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