独立行政法人水資源機構 室生ダム発電所
所在地:奈良県宇陀市室生区大野
交通:近鉄大阪線 室生口大野駅より約1.5km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:水資源開発公団[運開]−独立行政法人水資源機構[現在]
- 昭和49(1974)年 ?:運用開始
- 平成15(2003)年10月:独立行政法人水資源機構法により所有者変更(水資源機構)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:560kW
- 水量
- 最大使用水量:1.8立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:43.80m
- 河川
- 取水:宇陀川[室生ダム]
- 放水:宇陀川
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
ダム諸元
- 名称
- 室生(むろう)ダム
- 歴史
- 昭和28(1953)年 :建設省(現、国土交通省)により調査開始
- 昭和41(1966)年 :水資源開発公団(現、独立行政法人水資源機構)事業へ移管
- 昭和44(1969)年9月:着手
- 昭和45(1970)年5月:ダム工事着工
- 昭和49(1974)年3月:工事完了
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 基礎地質:室生火山岩
- 大きさ
- 堤高:63.5m、堤頂長:175m、堤体積:153,000立方メートル
- 堤頂幅:5.5m
- 容量
- 総貯水容量:16,900,000立方メートル
- 有効貯水容量:14,300,000立方メートル
- 標高
- 洪水時満水位標高:296.5m
- 面積
- 集水面積:169 平方キロメートル
- 直接集水面積:136平方キロメートル
- 間接集水面積: 33平方キロメートル
- 湛水面積: 1.05平方キロメートル
- 水門設備
- 洪水吐(クレストゲート):テンターゲート×3門、合計最大流量1600立方メートル毎秒
- 利水放流設備:ホロージェットバルブ×1門、最大流量12立方メートル毎秒
- 流量
- 計画高水流量:1100立方メートル毎秒
- 計画調節流量: 800立方メートル毎秒
- 計画流下流量: 300立方メートル毎秒
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
フォトギャラリー
(2007-01撮影)
室生ダム天端より発電所と周辺の様子
画像中央付近の白っぽい建物が発電所です。
(2007-01撮影)
発電所全景
放流は副ダムより下流に行われています。
(2007-01撮影)
ダム堤体下流側の様子
定番の撮影スポットらしく踏み跡がしっかりと付いていました。
(2007-01撮影)
ダム天端の様子
対岸にはダム打設時に使用したケーブルクレーンの基礎と思しきコンクリート構造物が伺えます。
(2007-01撮影)
ダム堤体上流側の様子
雨の少ない時季にも拘らず満水位辺りに跡が残っていますが
治水のみならず利水も兼ねているため普段から水位は高めに設定してあるようです。
(2007-01撮影)
ダム湖の様子
すぐ近くには近鉄大阪線、往来の激しい国道165号線が通っていますが
当地は実にひっそりとしていました。
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2019-02-11所有者情報詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2007-10-21初掲載(2007-01撮影)
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