独立行政法人水資源機構 布目ダム発電所
所在地:奈良県奈良市北野山町
交通:JR関西本線 笠置駅より約10km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:水資源開発公団[運開]−独立行政法人水資源機構[現在]
- 平成 7(1991)年 ?:運用開始
- 平成15(2003)年10月:独立行政法人水資源機構法により所有者変更(水資源機構)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:990kW
- 水量
- 最大使用水量:2.2立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:56.87m
- 河川
- 取水:布目川[布目ダム]
- 放水:布目川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 布目ダム
- 歴史
- 昭和50(1975)年:着手
- 平成 7(1991)年:竣工
- 種類
- 越流型重力式コンクリート+ロックフィル複合ダム
- 大きさ
- 堤高:72.0m、堤頂長:450.0m、堤体積:601,000立方メートル
- コンクリート部 堤高:72.0m、堤頂長:322.0m、堤体積:330,000立方メートル
- ロックフィル部 堤高:18.4m、堤頂長:128.0m、堤体積:271,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:17,300,000立方メートル
- 有効貯水容量:15,400,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:75 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.95平方キロメートル
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2007-01撮影)
発電所と周辺の様子を布目ダム天端より撮影
左岸に見える建物が発電所です。
(2007-01撮影)
発電所全景
発電設備は地下に設けられているため地上設備は少なめです。
放流は副ダムの先で、副ダムより手前、発電所のすぐ右下に見えている切り欠き部分には低流量放流バルブがあります。
但し河川維持水は発電所経由で流しているようです。
(2007-01撮影)
布目ダム堤体下流側の様子
こちらから見ると普通の自然越流型のダムです。
(2007-01撮影)
左岸側より見ると対岸にロックフィル部を見ることが出来ます。
ロックフィル部のみで堤高15mを超えているため複合ダムです。
(2007-01撮影)
ダム堤体上流側の様子
コンクリートダム部の一番奥(右岸寄り)に元々の地面があるためでしょうか、ダム便覧では複合ダム扱いされていないようです。
(多分、主ダム+副ダムという扱いになっていると思われます)
(2007-01撮影)
コンクリートダム部の右岸端から元々の地面とロックフィルダム部上流側の様子です。
地面を介さず直接コンクリートダム部とロックフィルダム部が接合されています。
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2019-02-11所有者情報詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2007-10-15初掲載(2007-01撮影)
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