所在地:新潟県新発田市滝谷
交通:JR羽越本線 新発田駅より約14km(内の倉ダムまで)
現在運用中としては新潟県で最も古い水力発電所です。
本データは、全国小水力利用推進協議会様の許可を頂いて小水力発電データベースより転載しています。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
内の倉ダムの諸元及び様子は内の倉発電所のページに掲載してあります。
(2012-10撮影)
発電所建屋遠景
(発電所名の読みは「あかたに」では無く、地名と同じ「あかだに」の可能性も有ります)
発電所付近は画像に写っている橋も含めて立ち入り禁止となっていましたので、内の倉ダム天端からの撮影です。
建屋右手に放水口の制水門が見えます。
ブログ「猿と熊のあいだに(東赤谷)」様にて当時の写真が紹介されています。
(2012-10撮影)
発電所と周辺の様子
上の画像と同じく内の倉ダム天端から撮影、画像中央付近が発電所です。
現在の常磐用水は内の倉ダムから導水されていますが、あくまでも常磐用水からの取水なので水路式−流込み式となります。
当発電所の由来ですが、明治30年代、官営八幡製鐵所が加治川沿いにて鉄鉱石鉱山の開発に着手しました。
その際に建設されたのが当発電所ですが、鉄鉱石の主たる仕入先を海外へと変更した為にこの鉱山開発も中止、
発電所は新潟水力電気へと引き継がれて現在に至っているそうです。
(2012-10撮影)
車同士のすれ違い不可な常磐水路沿いの細い道を数百メートル抜けると上部水槽を見る事が出来ました。
瓢箪型の珍しい形状をしています。
赤谷電気工業様により沿革についての簡単な説明が記された看板が設けられています。
画像中央奥の水が流れている部分が導水路及び保守用水門、画像左手がスクリーンですぐ水圧鉄管へと繋がっています。
(2012-10撮影)
上部水槽から水圧鉄管沿いに発電所へと降りる道が有りますが立ち入り禁止でした。
加治川水系(二級水系)
┌赤谷−内の倉←(内の倉川)ヤンゲン峰付近
日本海←飯豊川第二┴飯豊川第一−加治川−焼峰←(加治川(飯豊川))御西岳付近