所在地:新潟県妙高市上中村新田
交通:JR信越本線 関山駅より約3km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
(2011-10撮影)
発電所全景
建屋のすぐ左上に上部水槽が見えます。
(2011-10撮影)
放水口側より発電所建屋を望む
横軸四連単流露出四連フランシス水車
基準出力590kW×2、回転数327rpm
基準有効落差10.5m、基準流量7.08×2立方メートル毎秒
常用油圧10.5キログラム毎立方センチメートル、
調速機容量164.5キログラム毎メートル
製造番号5075、大正14年4月製造
電業社原動機製造所製造
平成4年まで使用
(2013-01-14画像追加、2005-06撮影)
運開当時の水車が鹿瀬ダム右岸少し上流に在る奥阿賀ふるさと館至近に展示してあります。
(2011-10撮影)
放水口からの水はここから一旦放水路の調整池へと送られ、その後、鳥坂発電所へと送られます。
中央が放水路で、流量の変動などが生じた場合に両側へ越流して下流への流量を調整している様です。
(2011-10撮影)
取水堰下流側です。
運用開始当時の石積みを残しつつコンクリートで補強されています。
(2011-10撮影)
取水堰上流側です。
画像左手より取水されます。
制水門は扉体が木製のスライドゲートが使用されています。
水門設備付近は立ち入り禁止となっていますので見学される方は立ち入らない様にお願いします。
(今回撮影している画像は全て立ち入り禁止エリア外の比較的安全な場所から撮影しています)
(2011-10撮影)
取水門を川とは反対側から撮影
取水された水は画像左外へと流れて行きます。
(2011-10撮影)
沈砂池へと流れ込んだ水は流速を落とします。
河川流量の変動等で取水量が一時的に超過した場合には画像中央の穴から川へと戻されます。
(2011-10撮影)
画像右上から流れ込んで来る流速の落ちた水は土砂を沈殿させた後、画像左下から発電所へと導水されます。
画像左手に見える水門は沈砂池の土砂吐です。
また、沈砂池の土砂を排出し易くする為、沈砂池底部は山型となっています。