所在地:岡山県苫田郡鏡野町河内
交通:JR姫新線 院庄駅より約13km
何れも平成14(2002)年10月時点の情報、現在日本一かどうかは不明です。
地表から水車中心までの深さ68.1mは半地下式の発電所(建屋の下に立坑を設けた発電所)では日本一です。
導水路途中の養野川に設けられた逆サイフォンは長さ681mで日本一です。
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
(2014-09撮影)
発電所建屋と水圧鉄管、上部水槽の様子です。
右側の管路が水圧鉄管、左側の管路が余水吐です。
下流の久田発電所が苫田ダムの建設により廃止となった為、羽出発電所も廃止して併せて再開発されました。
(2015-01撮影)
積雪期の発電所建屋と水圧鉄管、上部水槽です。
発電所建屋の真下に立坑が在り、水圧鉄管もその中を垂直に下りています。
(2015-01撮影)
発電所建屋と放水口です。
画像右端中段が発電所建屋、画像左端中段少し下が放水口です。
(2015-01撮影)
放水口は苫田ダム湖内に在ります。
画像右側から放水路が来て左側へと流出しています。
少し上に2箇所見えるコンクリート構造物は橋脚跡です。
(2015-01撮影)
発電所と苫田ダム湖側の様子を超広角で撮影しました。
(2014-09撮影)
発電所と河内川側の様子を超広角で撮影しました。
河内川自体は奥津第二発電所とは直接関係無いですが、遠くまで好く見通せる濃密な緑の絨毯が印象的でしたので撮影しました。
なお、画像中央付近には廃止された久田発電所への導水路の逆サイフォン跡が確認出来る様です。
(2015-01撮影)
吉井川からの導水路(本水路)の途中、養野川に在る逆サイフォンです。
埋設の為に判り難いですが、画像右上付近の四角いコンクリート構造物が1号導水路端、
そこから埋設の逆サイフォン管路で下へ降りて手前方向へ、画像中段右端付近に見える一本杉の左下で養野川を横断、
画像左下に見える管路で沢を横断した後に画像左外へと向かって、最後は露出管路(画像無)で登って2号水路へと接続しています。
(2015-01撮影)
養野川の逆サイフォンと周辺の様子です。
画像左下の逆サイフォン管路が埋まっているであろう場所から、画像中央少し右上の1号水路端まで450m程度かと思います。
(2014-09撮影)
吉井川の取水堰を上流より撮影しました。
左岸側が取水口、右岸側には羽出川からの導水路が来て逆サイフォンで下を潜っています。
画像上部は国道179号線の橋です。
元々は羽出発電所の取水堰が在り、右岸側へと取水していました。
(2014-09撮影)
藪で蔽われてあまり判りませんが吉井川の取水堰を下流より撮影しました。
(2015-01撮影)
羽出西谷川と羽出川の取水堰、両河川の合流地点すぐ上流に在ります。
こちらも吉井川の取水堰同様、元々は羽出発電所の取水設備として使用されていました。
画像左外から来ているのが羽出西谷川、画像中央右寄りの奥から来ているのが羽出川となります。
羽出西谷川から羽出川へ、更に画像中段右端の取水設備へと導水されます。
(2014-09撮影)
羽出西谷川の取水堰を少し別方向から撮影しました。
(2015-01撮影)
羽出西谷川と羽出川の取水堰周辺の様子です。
画像中央少し右のフェンスで囲われている部分、スレート壁の建物が見える所が取水設備で沈砂池と除塵機が設けられています。
(2014-09撮影)
フェンス越しですが沈砂池の様子です。
画像中央奥が羽出川の取水堰および除塵機、その手前が沈砂池で画像手前へと流れています。