所在地:岡山県和気郡和気町田原上
交通:JR山陽本線 和気駅より約6km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
(2015-01撮影)
吉井川対岸より発電所を撮影しました。
江戸時代に造られた石積みの田原井堰を新たに新田原井堰として昭和60年代に造り直し、その後発電所が設けられました。
歴史有る名前ですので引き継がれて井堰となっていますが、堰の造りとしては頭首工扱いでしょうか。
当所の読みですが、現地の看板には「たばら」表記の物が有りますが、自治体のウェブサイトでは「たわら」表記となっています。
当サイトでは現地表記を優先しつつ併記としています。
また、発電所名に「新」が付いていますが、再開発、改修では無く初設置ですので「しんたばらいせき」で一括りとしています。
(2015-01撮影)
下流左岸より新田原井堰を撮影しました。
吉井川は結構な川幅となっていますが両岸とも和気町に属しています。
画像に写っている橋は工事中で通行止めとなっており対岸からのみの撮影となりました。
ゲートがなかなか特徴的で、最も左岸(画像右)側は全幅に亘ってフラップゲートが設けられているシェル構造のローラーゲート、
最も右岸側はフラップゲートのみと思われますが、巻揚設備が見られます。
(2015-01撮影)
上流左岸より新田原井堰を撮影しました。
井堰(頭首工)としては日本一の貯留量を誇っているらしいです。
ダム式では無く水路式となっていますが、発電を目的として貯留、水位増加している訳では無いからと思われます。