所在地:岡山県苫田郡鏡野町久田下原
交通:JR姫新線 院庄駅より約11km
取水先の苫田ダムに重力式コンクリートダムとしては国内で初めてラビリンス型自由越流頂が設けられました。
また、常用吐には沖縄県の羽地ダムに続いて、国内2番目となる引張ラジアルゲートが採用されました。
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
(2014-03撮影)
右岸、ダム管理所の少し下流より発電所と苫田ダムを撮影しました。
減勢工左岸に見える大きい建屋が発電所です。
発電を終えた水の一部は入発電所へと導水されています。
発電専用での利水容量が確保されていない為か、流込み式となっています。
(2014-03撮影)
苫田ダム天端より発電所と下流を撮影しました。
(2014-03撮影)
左岸天端付近より苫田ダムと発電所を撮影しました。
(2014-03撮影)
苫田ダム天端の様子です。
真正面、画像中央に見えるダム管理所には展示施設が併設されています。
(2014-03撮影)
苫田ダムで最も特徴的なラビリンス型自由越流頂です。
V字型の越流頂を左岸4径間、右岸5径間設けてあります。
一般的な直線型の越流頂に比して、越流する部分の距離が長く取れるので、越流時に湖面の水位上昇を抑えられる(直線型と水位上昇を同じとすれば越流流量が大きい)特長が有ります。
(2014-03撮影)
左岸と右岸のラビリンス型自由越流頂の間にはコンジットゲートが在る為、堤体上流側に補助ゲートが設けられています。
この部分の自由越流頂は一般的な直線型となっています。
(2014-03撮影)
苫田ダム天端よりダム湖を撮影しました。
(2014-03撮影)
苫田ダムを下流正面から撮影しました。
両岸のラビリンス型自由越流頂、中央部の直線型自由越流頂が判ります。
(2014-03撮影)
ラビリンス型自由越流頂と並び、苫田ダムを特徴付けている引張ラジアルゲートです。
ラジアルゲートの軸を上流側に設けた形状をしています。
バルブを使用するよりもコスト面で有利との事です。
時間が合えば、ゲート上部の見学室から見学も可能です。
(2014-03撮影)
苫田ダム本体の他に苫田鞍部ダムが設けられています。
堤体表面に見える模様は苫田ダムのラビリンス型自由越流頂をイメージして堤体よりも大きめの石を並べてあります。
(2014-03撮影)
苫田鞍部ダム天端より下流を撮影しました。
(2014-03撮影)
苫田鞍部ダム天端の様子です。
(2014-03撮影)
苫田鞍部ダム堤体上流側の様子です。
しばらく造られていなかったコンクリート表面遮水壁型(フェイシング)ロックフィルダムが復活した最初の施工例との事です。
(2014-09撮影)
草谷橋より苫田ダム及び苫田鞍部ダムを撮影しました。
画像中央が苫田ダム、画像中段左端付近に見えるのが苫田鞍部ダムです。