群馬県企業局 下久保発電所
群馬県企業局 下久保第二発電所
所在地:埼玉県児玉郡神川町矢納
交通:JR八高線 児玉駅より約17km
下久保発電所諸元
- 歴史
- 所有:群馬県企業局[運開]−群馬県企業局[現在]
- 昭和43(1968)年 5月:竣工
- 昭和43(1968)年12月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:15000kW
- 常時出力: 0kW
- 水量
- 最大使用水量:12.00立方メートル毎秒
- 落差
- 最大有効落差:148.62m
- 設備
- 水車:立軸単輪単流渦巻フランシス水車×1台
- 出力15500kW、500rpm(事業者様データ)、16000kW(水力発電所データベース)
- 発電機:立軸回転界磁三相交流同期発電機×1台
- 容量16000kVA、出力電圧11000V、力率94%
- 変圧器:屋外用三相内鉄型油入自冷式×1台
- 容量16000kVA
- 水圧鉄管:内径2000mm、板厚16mm、延長197.48m×1条
- 放水路:幅2.85m×高2.85m、総延長1590.2m
- 標高
- 取水位標高:296.80m
- 放水位標高:144.80m
- 面積
- 流域面積:322.9平方キロメートル
- 河川
- 取水:神流川[下久保ダム]
- 放水:神流川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
下久保第二発電所諸元
- 歴史
- 所有:群馬県企業局[運開]−群馬県企業局[現在]
- 平成13(2001)年6月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:270kW
- 常時出力:140kW
- 水量
- 最大使用水量:0.323立方メートル毎秒
- 落差
- 最大有効落差:110.60m
- 設備
- 水車:横軸ターゴインパルス水車 出力270kW×1台
- 発電機:横軸三相交流誘導発電機×1台
- 水圧鉄管:内径400mm、板厚10mm、延長173.12m×1条
- 放水路:幅1.50m×高1.50m、総延長23.7m
- 標高
- 取水位標高:296.80m
- 放水位標高:180.06m
- 面積
- 流域面積:322.9平方キロメートル
- 河川
- 取水:神流川[下久保ダム]
- 放水:神流川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 下久保(しもくぼ)ダム[独立行政法人水資源機構管轄]
- 歴史
- 昭和34(1959)年 4月:着工
- 昭和43(1968)年11月:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 主ダム堤高:129.000m、副ダム堤高:61.5m、(主ダム+副ダム)堤体長:598.2m、(主ダム+副ダム)堤体積:約 1,345,000立方メートル
- 堤頂幅:6.5m
- 容量
- 総貯水容量:130,000,000立方メートル
- 非洪水期 利水発電容量:120,000,000立方メートル
- 夏期制限水位期 利水発電容量: 85,000,000立方メートル
- 死水及び堆砂量: 10,000,000立方メートル
- 標高
- 堤頂標高:300.00m
- 常時満水位標高:296.80m
- 夏期制限水位標高:283.80m
- 低水位標高:223.70m
- 下久保第二発電所水車中心標高:182.40m
- 基礎岩盤標高:171.00m
- 久保発電所水車中心標高:145.50m
- 面積
- 集水面積:322.9 平方キロメートル
- 湛水面積: 3.27平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐(クレストゲート):テンターゲート 流路幅8.0m×流路高 16.2m×2門
- 常用吐(コンジットゲート):ローラーゲート+オリフィスゲート 流路幅9.3m×2門
- 河川維持水放流管:リングホロワーゲート+ハウエルバンガーバルブ×2組
- 発電所表面取水設備:四段式半円形ローラーゲート 有効高77.80m×1門
- 第一段扉:半径2.00m×高19.700m、第二段扉:半径2.25m×高18.975m
- 第三段扉:半径2.50m×高19.275m、第四段扉:半径2.75m×高20.300m
- 流量
- 計画高水流量:2000立方メートル毎秒
- 調節量:1500立方メートル毎秒
- 流下量: 500立方メートル毎秒
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
フォトギャラリー

下久保発電所建屋と下久保ダム(主ダム)の様子
画像左側(右岸)に写っている建屋です。

下久保第二発電所建屋
下久保発電所の少し下流にあります。
下久保ダムの河川維持水を利用して発電しています。

主ダム天端より下流を望む
右岸に下久保発電所の建屋が、橋の少し下流の右岸に下久保第二発電所の屋根が見えます。
川の左岸が群馬県、右岸が埼玉県に属します。
発電所建屋は埼玉県にありますが、ダムは左岸側が所在地となるため左岸側の群馬県の企業局で建設したものと思われます。

下久保ダム全景
なんとダム堤体が直角になっています。
一体としての堤体ではなく、主ダム(ゲートのある方)+副ダムという扱いになっています。
(2007-04-04画像追加、2006-11撮影)
コンジット放流の様子

ダム堤体上流側の様子
本来なら谷を一直線に横切るはずがこういった形になったのは左岸側の地質の関係でしょうか。
(2007-04-04画像追加、2006-11撮影)
ダム堤体上流側を高い位置より撮影
(2007-04-04画像追加、2006-11撮影)
ダム湖の様子
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2018-05-03発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2007-04-04画像追加(2006-11撮影)
2003-04-23初掲載
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