所在地:静岡県榛原郡川根本町千頭
交通:大井川鉄道井川線 奥泉駅より約13km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
寸又峡温泉より寸又川を遡ること約3km、山深くに突然発電所が現れます。
水圧鉄管と発電所建屋
川の蛇行部の外側に発電所があるため、結構な高さのコンクリート防護壁に守られています。
湯山発電所より更に8km、寸又峡温泉から11km遡ると千頭ダムがあります。
向こうの2つ並んだ水門が放流用、手前の水門が排砂門です。
谷の深さの割には堤高が低いです。
放流用の水門の左岸側より下流を望む
今は使われてなさそうな謎のコンクリートの構造物があります(骨材プラント跡?)
河床には森林軌道にしては小さいと思われる謎のトンネルが見えます(仮排水トンネル跡?)
排砂用の水門から下流を望む
排砂門が結構上の位置に設けてあるので、このダムは排砂しない分の堆砂容量をかなり大きく取ってあるようです。
上流側の様子
堆砂率日本一だそうですが、ぱっと見では水深はそこそこありそうに見えます。
ちなみに堆砂率100%とは予定された堆砂位に達した状態であって、ダムが全て砂で埋まった状態ではありません。
更に上流へ行ってみました。
ダムを過ぎ少々行った所で撮影しました。