所在地:栃木県日光市匠町
交通:東武日光線 東武日光駅より約3km
現存する東京電力様最古の発電所です。
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
発電所建屋と水圧鉄管
現存するなかでは東京電力様最古の発電所とのことですが
面影は全くありませんでした。
上部水槽と水圧鉄管
導水路及び発電所への分岐鉄塔
水が綺麗なのが印象的でした。
横軸二輪単流横口双子フランシス水車
製造年:1908(明治41)年
製造者:ドイツ J.M.Voith(フォイト)
最大出力:678kW
有効落差:24.85m
使用流量:3.34立方メートル毎秒
回転速度:600rpm
累計発電電力量:約3億キロワット時
テプコ鬼怒川ランドに展示(現在閉館)
その形状から「分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)」と呼ばれていた水車です。
昭和54年改修により撤去されるまで使用されており、現在は鬼怒川温泉に在るテプコ鬼怒川ランドに展示してありました(現在閉館)
偶然にも現在の使用水量6.68立方メートル毎秒のちょうど半分の使用水量です。
同型の水車が青森県の島守発電所跡に展示されています(2016-04-24情報追加)
テプコ鬼怒川ランドに展示(現在閉館)
同水車の案内羽根(ガイドベーン)及び羽根車(ランナ)のアップです。