四国電力株式会社 切越発電所
所在地:徳島県美馬郡つるぎ町一宇
交通:JR徳島線 貞光駅より約14km
発電所諸元
- 歴史(途中は抜けている可能性が有ります。?は未確認)
- 所有:貞光電力株式会社[運開]−四国配電株式会社?−四国電力株式会社[現在]
- 昭和 3(1928)年 :水利権取得
- 昭和 4(1929)年 :着工
- 昭和 6(1931)年12月28日:運用開始(4000kW)
- 昭和26(1951)年 5月 1日:電気事業再編成令により所有者変更(四国電力)
- 平成13(1925)年 5月 :出力増加(4500kW)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:4500kW
- 常時出力: 590kW
- 水量
- 最大使用水量:2.78立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:185.15m
- 設備
- 水車:横軸単輪単流渦巻フランシス水車 最大出力4575kW×1台
- フランス ブービェ・ハイドロ[Va Tech Bouvier Hydro Sa]社製
- 発電機:横軸三相交流同期発電機×1台
- ドイツ アーバン・カイック社製
- 導水路:総延長9567.4m、主要導水路 幅1.82m×高1.82〜2.12m、延長3571.1m
- 調圧水槽:単動式サージタンク 口径9.14m×高16.87m
- 水圧鉄管:内径1810〜985〜440mm、板厚6〜9mm、延長352.002m×1条
- 分岐管:Y分岐
- 入口弁:バイプレーンバルブ(複葉弁)
- 放水路:幅10.00m×高0.60m、延長1.1m
- 標高
- 取水位標高:460.84m
- 放水位標高:268.12m
- 面積
- 流域面積:64.53平方キロメートル
- 河川
- 取水:貞光川→明谷川[明谷ダム]+片川
- 放水:貞光川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 明谷(みょうだに)ダム
- 歴史
- 昭和4(1929)年:着手
- 昭和6(1931)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:19.643m、堤頂長:51.3m、堤体積:7,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:52,000立方メートル
- 有効貯水容量:38,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:64.3 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.01平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐:2門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
フォトギャラリー
(2009-08-02画像追加、2009-01撮影)
発電所建屋
下の以前に撮影された画像と比べると入り口が新しくなっています。
画像左手前に案内看板が設置されています。
MAKOTOさん御提供 不許複製
以前に撮影された発電所建屋です。
MAKOTOさん御提供 不許複製
屋外変電設備
(2009-08-02画像追加、2009-01撮影)
水圧鉄管及び分岐部
分岐部分の現物を目の当たりにするとコンクリートブロックの大きさがより一層際立ちます。
MAKOTOさん御提供 不許複製
以前に撮影された水圧鉄管分岐部
(2009-08-02画像追加、2009-01撮影)
明谷ダム
貞光川からも此処へと導水されています。
(2009-08-02画像追加、2009-01撮影)
明谷ダム湖
透き通った水が実に印象に残りました。
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2019-09-17所有者情報詳細追加
2009-08-02画像、情報追加(2009-01撮影)
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2002-01-30初掲載
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