鳥取県企業局 袋川発電所
所在地:鳥取県鳥取市国府町山崎
交通:JR因美線 津ノ井駅より約11km
特記事項
取水先の殿ダムには日本初の階段式(カスケード式)洪水吐が採用されました。
また、選択取水設備には日本初の連続サイフォン式取水設備が採用されました。
発電所諸元
- 歴史
- 所有:鳥取県企業局[運開]−鳥取県企業局[現在]
- 平成23(2011)年6月30日:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式(未確認)
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:1100kW
- 水量
- 最大使用水量:3.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:48.60m
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車×1台
- 放水路:総延長20.17m
- 面積
- 流域面積:38.1平方キロメートル
- 河川
- 取水:袋川[殿ダム]
- 放水:袋川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 殿(との)ダム[国土交通省中国地方整備局管轄]
- 歴史
- 昭和60(1985)年:着手
- 平成23(2011)年:竣工
- 種類
- 中央遮水壁(センターコア)型ロックフィルダム
- 大きさ
- 堤高:75m、堤頂長:294m、堤体積:2,110,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:12,400,000立方メートル
- 有効貯水容量:11,200,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:38.1 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.64平方キロメートル
- 水門設備等
- 自由越流頂
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2014-09撮影)
下流より発電所と殿ダムを撮影しました。
画像右端中段が発電所建屋ですが、とにかく平べったい印象でした。
発電所建屋左に見える設備はダムの放流設備ですが、この管路から水車へと分岐していると思われます。
ダムから距離が離れており、ダム以外でも落差を生じていると判断してダム水路式で表記していますが、もしかしたらダム式扱いかもしれません。
(2014-09撮影)
右岸高台より発電所と殿ダムを撮影しました。
早朝に行ったのでダム天端付近は入れませんでした(日中は見学できます)
トップページ>都道府県別水力発電所ギャラリー>鳥取県
トップページ>水系別水力発電所ギャラリー>千代川水系
トップページ>ダム、堰別水力発電所ギャラリー>鳥取県のダム、堰
2015-03-23初掲載(2014-09撮影)
Copyright "suiryoku.com". All rights reserved. 連絡先及び注意事項