水力発電所ギャラリー　北陸電力黒西第一発電所

所在地：富山県黒部市宇奈月町栃屋
交通：富山地方鉄道　栃屋駅より約１ｋｍ

発電所諸元

歴史（途中は抜けている可能性が有ります。？は未確認）: 所有（初開発）：黒部川電力株式会社（黒部川第四発電所）［運開］－不明［廃止］; 所有（再開発）：北陸電力株式会社［運開］－北陸電力株式会社［現在］; 昭和７（１９３２）年　　：運用開始; 平成４（１９９２）年５月：再開発
発電の区分: 種別：一般水力; 発電形式（落差を得る方法）：水路式; 発電方式（水の利用方法）：流込み式
出力: 認可最大出力：６８００ｋＷ; 　　常時出力：２７００ｋＷ
水量: 最大使用水量：１８．６４立方メートル毎秒
落差: 有効落差：４３．５０ｍ
設備: 水車：立軸カプラン水車　出力７１１０ｋＷ×１台; 発電機：立軸三相交流同期発電機×１台; 導水路：総延長５３５９．５ｍ、主要導水路　幅３．６０ｍ×高３．６０ｍ、延長２８２６．６ｍ; 上部水槽：縦４９．６０ｍ×横７．５０ｍ×高５．９２ｍ; 水圧鉄管：内径２８００～２０８０ｍｍ、板厚９～１６ｍｍ、延長３３１．９０ｍ×１条; 放水路：幅５．８０ｍ×高４．５０ｍ、総延長２３７４．９ｍ
標高: 取水位標高：１３１．１８ｍ; 放水位標高：　７６．５０ｍ
面積: 流域面積：６６７．０平方キロメートル
河川: 取水：黒西合口用水（黒部川［愛本堰堤］）; 放水：黒西合口用水（黒西第二発電所）

本データは一般社団法人　電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）

堰堤諸元

名称: 愛本（あいもと）堰堤
歴史: 大正　６（１９１７）年　　　　　：旧愛本堰堤計画; 昭和　４（１９２９）年　　　　　：旧愛本堰堤着工; 昭和　７（１９３２）年　　　　　：旧愛本堰堤竣工; 昭和４４（１９６９）年８月１１日：豪雨により損壊; 昭和４５（１９６９）年　　　　　：新愛本堰堤着工; 昭和４８（１９７３）年３月　　　：新愛本堰堤竣工
種類: 可動堰
大きさ（新堰堤）: 堤高：25.004m、堤頂長：101.0m; 下部堤体幅：16.600m、流路敷延長：65.600m
大きさ（旧堰堤）: 堤高：不明m、堤頂長：61.8m
標高（新堰堤）: 　　　　取水位標高：131.176m; 洪水吐ゲート敷標高：127.776m（右岸）、128.276m（左岸）; 土砂吐ゲート敷標高：127.076m; 　　　　堰堤敷標高：128.600m
標高（旧堰堤）: 　　　　取水位標高：130.948m; 洪水吐ゲート敷標高：127.740m; 土砂吐ゲート敷標高：126.560m; 　　　　堰堤敷標高：127.080m
水門設備等（新堰堤）: 洪水吐：シェル構造ローラーゲート　扉高3.0 m×幅37.0 m×１門（右岸側）; 　　　　シェル構造ローラーゲート　扉高3.5 m×幅37.0 m×１門（左岸側）; 土砂吐：　欠瀉板付ローラーゲート　扉高4.2 m×幅10.0 m×１門
水門設備等（旧堰堤）: 洪水吐：　　　　ローリングゲート　扉高3.3 m×幅24.24m×１門; 土砂吐：　　　　ストーニーゲート　扉高4.65m×幅 7.27m×２門
流量: 新堰堤　計画洪水流量：６０００立方メートル毎秒; 旧堰堤　計画洪水流量：３６００立方メートル毎秒

本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。

愛本堰堤の様子は黒東第一発電所のページに掲載してあります。

フォトギャラリー

水圧鉄管と余水用の管路
（2005-07撮影）

水圧鉄管と余水用の管路
右が水圧鉄管で左が余水用の管路です。
扇状地の上縁部を黒西合口用水が流れており、水圧鉄管へと流れ込んでいます。
一部は分水されて更に上縁部を流れ、別の灌漑用水として利用されています。

発電所全景
（2005-07撮影）

発電所全景
発電を終えた水は再び黒西合口用水として画像右外の方向へと流れて行きます。

北陸電力株式会社 黒西第一発電所

発電所諸元

堰堤諸元

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北陸電力株式会社　黒西第一発電所