東北電力株式会社 水ヶ瀞発電所
所在地:山形県西村山郡西川町入間
交通:JR左沢(あてらざわ)線 左沢駅より約17km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:東北電力株式会社[運開]−東北電力株式会社[現在]
- 平成2(1990)年6月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:5000kW
- 常時出力:2000kW
- 最大年間発生可能電力量:24217MWH(2421万7千キロワット時)
- 水量
- 最大使用水量:30.00立方メートル毎秒
- 常時使用水量:14.36立方メートル毎秒
- 落差
- 最大有効落差:21.300m
- 常時有効落差:16.700m
- 設備
- 水車:横軸S型チューブラー(カプラン)水車 最大出力5250kW×1台
- 発電機:横軸三相交流同期発電機 容量5300kVA×1台
- 変圧器:容量7500kVA×1台
- 取水設備:取水口幅12.000m、取水口高12.000m
- 水圧鉄管:内径6000〜4000mm、板厚12〜17mm、延長25.516m×1条
- 放水路:開渠(越流堤付) 幅5.000m×高10.400〜14.900m、延長22.100m
- 標高
- 取水位標高:256.50m
- 放水位標高:235.00m
- 面積
- 流域面積:259.8平方キロメートル
- 河川
- 取水:寒河江川[水ヶ瀞ダム]
- 放水:沼山発電所、寒河江川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 水ヶ瀞(みずがとろ)ダム
- 歴史
- 昭和55(1980)年:着手
- 平成 2(1990)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:34.000m、堤頂長:372.000m、堤体積:116,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:1,936,000立方メートル
- 有効貯水容量:1,425,000立方メートル
- 面積
- 集水面積:259.8 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.25平方キロメートル
- 水門設備等
- 非常用洪水吐(クレストゲート):テンターゲート×3門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2006-11撮影)
発電所と水ヶ瀞ダム全景
上流の本道寺発電所の逆調整池として設けられました。
日本ダム協会さんのダム便覧によると以前は同名のダムがあり(現在は寒河江ダム湖の下)、
そこから取水して水ヶ瀞ダム湖下に在った同名の発電所へと導水していたそうです。
(2006-11撮影)
発電所と水ヶ瀞ダム洪水吐の様子
(2006-11撮影)
水ヶ瀞ダム堤体上流側の様子
堤高が低いためかあまりダムらしくありません。
堤体右岸側に公園があり、そこに案内板と旧水ヶ瀞発電所の物と思われる水車がありましたが、
水車と水車の案内板は冬支度済みで見られませんでした。
(2006-11撮影)
ダム湖の様子
遠くには山形自動車道の橋梁が見えます。
トップページ>都道府県別水力発電所ギャラリー>山形県
トップページ>水系別水力発電所ギャラリー>最上川水系
トップページ>ダム、堰別水力発電所ギャラリー>山形県のダム、堰
2018-04-09所有者情報詳細追加
2013-08-18発電所諸元詳細追加
2009-04-19旧水ヶ瀞発電所掲載に伴い旧発電所情報修正
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2007-06-03初掲載(2006-11撮影)
Copyright "suiryoku.com". All rights reserved. 連絡先及び注意事項