米沢平野土地改良区 水窪ダム発電所
所在地:山形県米沢市三沢
交通:JR山形新幹線 関根駅より約2km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:米沢平野土地改良区(山形県企業局との共同所有)[運開]−米沢平野土地改良区(山形県企業局との共同所有)[現在]
- 全体の事業主体:農林水産省東北農政局(米沢平野二期農業水利事業)
- 平成28(2016)年12月?:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式(各用水利用に従属)
- 出力
- 認可最大出力:798kW
- 年間発電可能電力量:3898MWH(389万8千キロワット時)
- 水量
- 最大使用水量:2.00立方メートル毎秒
- 最大使用水量:0.88立方メートル毎秒
- 落差
- 総落差:57.5m
- 有効落差:50.4m
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車×1台
- 発電機:横軸三相交流発電機×1台
- 河川
- 取水:刈安川[水窪ダム]
- 放水:東幹線用水路、西幹線用水路
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
ダム諸元
- 名称
- 水窪(みずくぼ)ダム[農林水産省東北農政局管轄]
- 歴史
- 昭和46(1971)年:着工
- 昭和50(1975)年:完成
- 種類
- 中央土質遮水壁(センターコア)型ロックフィルダム
- 大きさ
- 堤高:62.0m、堤体長:205.0m、堤体積:1,020,000立方メートル
- 天端幅:10.0m
- 容量
- 総貯水容量:31,000,000立方メートル
- 有効貯水容量:29,000,000立方メートル(案内板)
- 有効貯水容量:30,500,000立方メートル(ダム便覧)
- 標高
- 天端標高:397.6m(余盛立含む)
- 天端標高:396.5m
- 常時満水位標高:393.0m
- 低水位標高:353.0m
- 基礎標高:334.5m
- 面積
- 流域面積:68.5 平方キロメートル(案内板)
- 流域面積:68.0 平方キロメートル(ダム便覧)
- 直接集水面積:31.0平方キロメートル
- 間接集水面積:37.5平方キロメートル(案内板)
- 間接集水面積:37.0平方キロメートル(ダム便覧)
- 湛水面積: 1.704平方キロメートル
- 受益面積:9040.0ヘクタール
- 水門設備等
- 洪水吐:テンターゲート×2門
- 取水塔:表面取水塔 高47m×1箇所
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2018-06撮影)
発電所全景です。
水窪ダムから取水し、減勢設備を経て各用水として導水されていましたが、この部分に発電所が設けられました。
この後、すぐに分水工が在り東幹線用水路、西幹線用水路として流れていきます。
元々の水利使用が別々であったためか、発電所は1箇所にも拘らず発電利用の水利使用標識が3つ建っています。
かなり珍しいと思いますので標識と一緒に撮影しました。
左から、置賜広域水道、八幡原工業用水道、米沢平野地区かんがい用水に対しての物で流量は何れも最大2.00立方メートル毎秒となっています。
(2016-05撮影)
水窪ダム堤体下流側を撮影しました。
画像でも判る通り、防護柵等は最小限度しか設けられておりませんので、もし行かれる方は十分ご注意ください。
発電所建屋は画像中央付近の奥に在ります。
(2016-05撮影)
一つ上の画像を撮影した場所から洪水吐水門方向を撮影しました。
(2016-05撮影)
ダムの左岸側天端の少し上流から堤体上流側を撮影しました。
左側がダム堤体、画像中央付近が表面取水塔です。
(2006-11撮影)
ダム湖対岸に架かる橋から水窪ダムを撮影しました。
(2016-05撮影)
水窪ダム湖の様子です。
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2019-03-10初掲載(2006-11、2016-05、2018-06撮影)
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