所在地:山形県鶴岡市下田沢
交通:JR羽越本線 鶴岡駅より約25km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
太平洋戦争終戦後、GHQとの敗戦処理の折衝を矢面に立って行った白洲次郎氏が東北電力初代会長時代に関わった発電所です。
八久和ダム左岸天端脇に記念碑が在ります。
現地記念碑より(改行はそのままです)
八久和堰堤を基幹とする八久和 発電所、 落合発電所等 一連の建設を こんなに立派に やりとげた人々と 私は同じ釜の めし を食った人間である これは 私の心からの誇である 昭和三十二年冬 白洲次郎
(2017-08-27画像追加、2016-08撮影)
記念碑です。
背面及び側面には碑文は在りません。
冬には相当な積雪となる場所ですが、東北電力様にて養生が行われている様で良好な状態で遺されています。
実に素晴らしい事です。
(2006-11撮影)
発電所全景
建屋上部の放熱口が特徴的な建屋です。
(2006-11撮影)
水圧鉄管遠景
画像に写っている分で落差200m程度のようです。
取水先の八久和ダムは下流からアプローチしましたが道が荒れていて途中で断念しました。
(2017-08-27画像追加、2016-08撮影)
下流からの道は廃道となっていましたので上流からの林道を通り八久和ダムを見てきました。
天端は立ち入り禁止となっていましたのでダム付近は左岸脇からの撮影のみとなります。
山越えの林道をそれなりの距離走るため、道路状況が安定している天候を選んで行っています。
条件が良いと割とあっさり到達出来たりもしますが、勾配のきつい場所が在り
状況によっては帰れなくなる場合も有りますので敢えてオススメはしません。
(2017-08-27画像追加、2016-08撮影)
八久和ダム堤体上流側の様子です。
(2017-08-27画像追加、2016-08撮影)
八久和ダム堤体上流側と周辺の様子です。
(2017-08-27画像追加、2016-08撮影)
八久和ダム左岸天端脇より下流を撮影しました。
立ち入り禁止の表示は在りませんでしたがバリケードが置いてあったので、念の為、此処からの撮影に止めています。
(2017-08-27画像追加、2016-08撮影)
八久和ダム左岸天端脇より撮影したダム湖です。
さざ波すら立っていない見事な水鏡、折角なので山々が上下対称となる様に撮影してみました。
(2017-08-27画像追加、2016-08撮影)
八久和ダム湖の取水設備はダム湖の上流寄りに設けられています。