山口県企業局 相原発電所
所在地:山口県萩市川上
交通:JR山陰本線 萩駅より約7km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:山口県企業局[運開]−山口県企業局[現在]
- 平成26(2014)年5月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:82kW
- 常時出力: 0kW
- 水量
- 最大使用水量:3.20立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:3.87m
- 設備
- 水車:立軸斜流ポンプ逆転水車 出力90kW×1台
- 発電機:立軸三相交流誘導発電機×1台
- 水圧管路(ステンレス管):内径1300〜900mm、板厚9mm、延長21.014m×1条
- 標高
- 取水位標高:12.00m
- 放水位標高: 7.20m
- 面積
- 流域面積:543.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:阿武川[相原調整ダム]
- 放水:阿武川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 相原(あいはら)調整ダム
- 種類
- 取水堰
- 大きさ
- 堤高:7.8m、堤頂長:110.5m、堤体積:7,500立方メートル
- 堤頂幅:3.25m
- 容量
- 総貯水容量:476,000立方メートル
- 有効貯水容量:452,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:543.0 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.12平方キロメートル
- 標高
- 最高水位標高:12.00m
- 最低水位標高:10.30m
- 水門設備等
- 洪水吐水門:ローラーゲート 幅25.0m×高4.0m×3門
- 流量調節水門:ローラーゲート 幅8.0m×高5.0m×1門
- 発電用取水設備:サイホン式×1箇所
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2017-05撮影)
発電所建屋及び水圧管路(ステンレス管)です。
取水がサイホン式となっており、水圧管路の延長に含まれていると思われます。
(2017-05撮影)
サイホン式取水設備の吸い込み側です。
サイホンの原理を利用していますので乗り越え高は理論上約10mまで(実用上はもっと低いです)と制約はありますが、
発電所を後設置する場合に既設の取水堰側コンクリートに穴を開けたり大きく切り欠いたりする必要が無く費用を抑えられます。
(2017-05撮影)
右岸から発電所及び相原調整ダム下流側を撮影しました。
(2017-05撮影)
右岸から相原調整ダム上流側を撮影しました。
トップページ>都道府県別水力発電所ギャラリー>山口県
阿武川水系(二級水系)
日本海←相原─佐々並川─新阿武川─長門峡─←権現山付近
トップページ>ダム、堰別水力発電所ギャラリー>山口県のダム、堰
2018-07-29初掲載(2017-05撮影)
Copyright "suiryoku.com". All rights reserved. 連絡先及び注意事項