電源開発株式会社 湯上発電所
所在地:福井県大野市下打波
交通:JR越美北線(九頭竜線) 越前下山駅より約5km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:電源開発株式会社[運開]−電源開発株式会社[現在]
- 昭和43(1968)年5月19日:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:54000kW
- 常時出力:18000kW
- 年間発電電力量:260000MWH(2億6千万キロワット時)
- 水量
- 最大使用水量:53.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:120.10m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 最大出力58100kW×1台
- 発電機:立軸傘型回転磁界閉鎖風道循環型 三相交流同期発電機 容量60000kVA×1台
- 導水路:総延長5506.3m、主要導水路 圧力トンネル 口径4.90m、延長5506.3m
- 調圧水槽:制水孔式サージタンク
- 水圧鉄管:内径4900〜3300mm、板厚14〜18mm、延長228.80m×1条
- 入口弁:バイプレーンバルブ(複葉弁)
- 放水路:幅9.30m、総延長23.9m
- 発電所建屋:円形半地下式 内径20m×高40m
- 標高
- 取水位標高:461.00 m
- 建屋標高:345.000m
- 放流側水面標高:335.000m
- 放水位標高:333.00 m
- 水車中心標高:331.000m
- 面積
- 流域面積:334.3平方キロメートル
- 河川
- 取水:九頭竜川[鷲ダム]→石徹白川[山原ダム]
- 放水:九頭竜川
鷲ダム諸元
- 名称
- 鷲(わし)ダム
- 歴史
- 昭和40(1965)年 :着手
- 昭和43(1968)年5月:竣工
- 種類
- 越流型重力アーチ式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:44.0m、堤頂長:277.0m、堤体積:113,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:965,000立方メートル
- 有効貯水容量:610,000立方メートル
- 標高
- 満水位標高:461.00m
- 低水位標高:450.00m
- 面積
- 集水面積:191.6 平方キロメートル(直接集水面積)
- 集水面積:308.6 平方キロメートル(九頭竜ダムへの注水分含む。案内板)
- 集水面積:334.3 平方キロメートル(ダム便覧)
- 湛水面積: 0.62平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐(クレストゲート):テンターゲート×5門
- 低流量放流用:ハウエルバンガーバルブ×1門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
鷲ダムの様子は長野発電所のページに掲載してあります。
山原ダム諸元
- 名称
- 山原(やんばら)ダム
- 歴史
- 昭和40(1965)年 :着手
- 昭和43(1968)年5月:竣工
- 種類
- 自然越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:22.0m、堤頂長:115.0m(案内板)、114.6m(ダム便覧)、堤体積:23,000立方メートル
- 容量
- 総貯水量:900,000立方メートル
- 面積
- 集水面積:334.3平方キロメートル(導水分含む)
- 集水面積: 25.7平方キロメートル(山原ダム分のみ)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地及び事業者様の資料より)
ムービーギャラリー
鷲ダム夜間放流 固定アングル3パターン[ちょいムービーシリーズ](YouTubeへ移動します。2021-01-24追加)
フォトギャラリー

発電所建屋
実にユニークな形(バレル式)ですが半地下式のため必然的にこの形になったものと思われます。

石徹白川にある山原ダム
堤体内を鷲ダムよりの導水トンネルが通っているそうです。
ここで石徹白川より取水し、併せて湯上水力発電所へ導水されます。

山原ダム下流の様子
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2021-01-31ムービーへのリンク追加(2021-01-24分)
2018-11-10所有者情報詳細追加
2017-09-19発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2007-01-13 取水先ダム情報修正、石徹白ダム画像移動
2004-05-24初掲載
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