東京電力リニューアブルパワー株式会社 猪苗代第二発電所
所在地：福島県会津若松市河東町八田高塚乙
交通：ＪＲ磐越西線 磐梯町駅より約２ｋｍ
発電所諸元
- 歴史（？は未確認）
- 所有：猪苗代水力電氣株式会社［運開］−東京電燈株式会社−日本発送電株式会社−東京電力株式会社−東京電力ホールディングス−東京電力リニューアブルパワー株式会社［現在］
- 大正 ７（１９１８）年６月 ：運用開始
- 大正１２（１９２３）年 ：吸収合併により所有者変更（東京電燈）
- 昭和１７（１９４２）年４月 ：配電統制令により所有者変更（日本発送電）
- 昭和２６（１９５１）年５月１日：電気事業再編成令により所有者変更（東京電力）
- 平成２８（２０１６）年４月１日：社名変更（東京電力ホールディングス）
- 令和 ２（２０２０）年４月１日：組織変更（東京電力リニューアブルパワー）
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：水路式
- 発電方式（水の利用方法）：流込み式
- 出力
- 認可最大出力：３７５００ｋＷ
- 常時出力： ７９００ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：６７．５０立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：６８．１９ｍ
- 設備
- 水車：横軸フランシス水車×５台 総出力４００００ｋＷ
- 発電機：横軸三相交流同期発電機×５台
- 導水路：総延長１１９３．３ｍ、主要導水路 幅５．１５ｍ×高５．１５ｍ、延長６７６．４ｍ
- 上部水槽：縦５９．１９ｍ×横１０．４４〜３１．８５ｍ×高６．６７〜５．８５ｍ
- 水圧鉄管：内径２４００〜１８２９ｍｍ、板厚１０〜１９ｍｍ、延長２９１．７７ｍ、５条
- 入口弁：バイプレーンバルブ（複葉弁）
- 放水路：幅６８．３５ｍ×高５．９６ｍ、総延長１４．１６ｍ
- 標高
- 取水位標高：４００．１２ｍ
- 放水位標高：３２８．４９ｍ
- 面積
- 流域面積：８４９．０平方キロメートル
- 河川
- 取水：日橋川
- 放水：日橋川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
フォトギャラリー
（2012-11撮影）
発電所全景
明るいレンガ色の塗装が施されたコンクリート製の建屋です。
少し高台から見られる点も効いているのか、これぞ発電所といった趣が有ります。
発電所建屋右隣に見えるレンガ造りの倉庫と思しき建物も気になる所です。
（2012-11撮影）
画像右下外に猪苗代第三発電所の取水堰が設けられている為、発電所直下流は池の様になっています。
（2012-11撮影）
猪苗代第一発電所から少し下った場所に取水堰が設けられています。
水門付近と取水堰の叩き部分がコンクリートになっていますが、それ以外は石積みのままとなっています。
取水堰のすぐ上流に見える木と土で作られた潜堤、かなり年季が入っていますが運開当時の物かは不明です。
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2020-09-22所有者情報追加
2019-03-03所有者情報詳細追加
2018-04-14所有者情報詳細追加
2013-10-27初掲載（2012-11撮影）
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