所在地:福島県南会津郡檜枝岐村
交通:JR上越線 小出駅より約33km
一般水力に於いて最大出力日本一です。
取水先の奥只見ダムは有効貯水容量日本一です。
また、重力式ダムに於いて堤高日本一です。
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
「道のチャンネル」関連動画:冬の奥只見シルバーライン 1倍速ドライブビュー(YouTubeへ移動します、2021-12-12公開)
ダムウォーキング 奥只見ダム(YouTubeへ移動します、2020-10-25公開)
(2009-07-03画像差替)
2009年6月に電源開発様の御厚意により奥只見発電所及び奥只見ダムを見学させて頂きました。
電源開発株式会社小出電力所の方々、お取り次ぎ及び調整して頂いた方々、どうもありがとうございました。
画像は奥只見ダムを下流より見た所です。
洪水吐が県境となっており、画像左側が福島県で地下に発電所が在りますが送電線の出口は新潟県側です。
ダムは左岸が所在地となるため画像右側の新潟県に属します。
ダム左岸の様子
当地は観光地ともなっているため、画像左側の黄色っぽい屋根の建物とその周辺に売店、食堂、駐車場があります。
初めて撮影に訪れた時は紅葉シーズンだったので渋滞が起きるほどの賑わいでした。
当地の綺麗な水で飼われた岩魚の塩焼きが臭みが全く無く美味しかったです。
同じく新潟県側には映画「ホワイトアウト」で冒頭に登場した奥只見丸山スキー場があります(画像左の斜めになっている部分)
雪解けの5月頃から初夏までが営業という豪雪地帯かつ山奥ならではのちょっと変わった営業形態です。
画像中央奥、只見川の下流約3km先に奥只見発電所の放水口が、10km下流に大鳥発電所があります。
ダム下流の様子
左下の鉄構(一番上の画像の中央下部の鉄構)が発電所の出力部分で、その右側の白く水が流れ出ている部分が河川維持水を利用した発電所です。
河川維持水を利用した発電所のアップ
河川維持水とは言え、落差も結構あるので2700kWもの水力電気を生み出しています。
ダム天端より奥只見電力館を望む
奥只見電力館からのダムを見下ろす眺めが素晴らしいです。
「ホワイトアウト」関連の展示もされています。
ちなみに駐車場からダムまでは徒歩又はインクライン(確か片道100円)に乗車できます。
ダム天端の様子
奥只見電力館よりダムを見下ろす事が出来ます。
重力式ダムによりどっしりと水を受け止めている様子がよく判ります。
(2009-07-03画像追加)
洪水吐を天端からカメラのみ突き出して撮影してみました。
(奥只見ダムは天端中央より右岸側は元々立ち入り禁止ですが、他のダムでも絶対に体を乗り出したり覗き込んだりしないで下さい)
(2009-07-03画像追加)
画像中央のコンクリートの色が違う部分に4号機の水圧鉄管が埋まっています。
1〜3号機を運用できる水位を保ったまま、ダム堤体に止水壁を設けて工事を行ったそうです。
また、画像右上のコンクリートで覆われている部分がありますが、
表土が脆い為、ダム建設の際に大掛かりな発破での除去を行ない見事1回で成功したそうです。
(奥只見電力館さんにて工事の記録映画を見させて頂きました。どうもありがとうございました)
ダム堤体上流側の様子
ダム湖(銀山湖)の様子
銀山湖には画像右手に写っている遊覧船が就航しています。
画像奥が尾瀬沼で只見川の水源となります。
(2009-07-03画像追加)
3号発電機です。奥に1、2号機があります。
水車ランナーが駐車場及び奥只見電力館に展示されています。
1〜3号機で使用されていた水車ですが、残りの1つは奥清津発電所(OKKY)の屋外に展示されています。
(2009-07-03画像追加)
こちらは4号発電機です。
元々は岩盤だった所を増設工事でくり抜いています。
この下にフランシス水車に於いて出力で恐らく日本第二位、流量でも恐らく日本第二位となる立軸単輪単流渦巻フランシス水車が据えられています。
(2009-07-03画像追加)
奥只見ダム直下から見上げるとかなりの迫力があります。
(2009-07-03画像追加)
こちらが「ホワイトアウト」で主人公の富樫が流されて出てきた1〜3号機の放水口の実物です。
(2009-07-03画像追加)
こちらは増設された4号機の放水口です。