電源開発株式会社 奥只見発電所

所在地:福島県南会津郡檜枝岐村
交通:JR上越線 小出駅より約33km

特記事項

一般水力に於いて最大出力日本一です。
取水先の奥只見ダムは有効貯水容量日本一です。
また、重力式ダムに於いて堤高日本一です。

奥只見発電所諸元

歴史
所有:電源開発株式会社[運開]−電源開発株式会社[現在]
昭和28(1953)年 7月  :開発決定
昭和32(1957)年 2月  :本工事開始
昭和35(1960)年12月2日:運用開始
平成15(2003)年 6月7日:4号機運用開始
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
発電方式(水の利用方法):貯水池式
出力
認可最大出力:560000kW
  1〜3号機:120000kW×3
    4号機:200000kW
  常時出力: 52600kW
水量
最大使用水量:387.00立方メートル毎秒
  1〜3号機: 83.00立方メートル毎秒×3
    4号機:138.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:170.00メートル(1〜3号機)
有効落差:164.20メートル(4号機)
設備(1〜3号機)
水車:立軸単輪単流渦巻フランシス水車 最大出力137000kW×3台
定格回転数200rpm、無拘束回転数385rpm、総重量620トン、ランナー重量30トン
最高有効落差190.2m、流量80.2立方メートル毎秒、出力137000kW
基準有効落差170.0m、流量83.0立方メートル毎秒、出力127000kW
最低有効落差130.3m、流量69.8立方メートル毎秒、出力 80300kW
発電機:立軸三相交流同期発電機 回転界磁閉鎖風道循環形空気冷却器付 最大出力容量133000kVA×3台
出力電圧15400V、出力電流4986A
力率0.9、周波数50Hz、定格回転数200rpm、30極
最大界磁電流1150A、励磁電圧440V
総重量1004トン、回転子重量555トン、はずみ車効果10500トン・メートル二乗
水車及び発電機:1号機1959年11月製造、2号機1959年8月製造、3号機1959年6月製造
水圧鉄管:内径4300〜3800mm、板厚13〜41mm、延長189.50m、3条
入口弁:バイプレーンバルブ(複葉弁)
放水路:口径9.00m、総延長3048.0m
設備(4号機)
水車:立軸単輪単流渦巻フランシス水車 最大出力205000kW
定格回転数214rpm
最高有効落差184.4m、流量120立方メートル毎秒、出力205000kW
基準有効落差164.2m、流量138立方メートル毎秒、出力205000kW
最低有効落差158.1m、流量135立方メートル毎秒、出力192000kW
発電機:立軸三相交流同期発電機 回転界磁水冷熱交換器形 最大出力容量223000kVA
出力電圧15400V、出力電流8361A
力率0.9、周波数50Hz、定格回転数214rpm、28極
界磁電流2000A、励磁電圧330V
総重量1004トン、回転子重量555トン、はずみ車効果12000トン・メートル二乗
水車及び発電機:2002年製造
設備(共通)
導水路:総延長5852.6m、主要導水路 幅2.00m×高2.53m、延長2801.8m
標高
取水位標高:750.00m
放水位標高:552.50m
面積
流域面積:595.1平方キロメートル
河川
取水:袖沢→小屋場沢→本沢→只見川[奥只見ダム]
放水:只見川

本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)

奥只見発電所(河川維持水利用分)諸元

歴史
所有:電源開発株式会社[運開]−電源開発株式会社[現在]
平成15(2003)年 6月7日:運用開始
平成24(2012)年12月  :出力増加(2800kW)
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム式
発電方式(水の利用方法):貯水池式
出力
認可最大出力:2800kW(以前は2700kW)
  常時出力:2100kW
水量
最大使用水量:2.75立方メートル毎秒(以前は2.56立方メートル毎秒)
落差
最大有効落差:130.30m
設備
水車:横軸フランシス水車 出力2800kW×1台
発電機:横軸三相交流同期発電機×1台
入口弁:バイプレーンバルブ(複葉弁)
放水路:総延長93.9m
標高
取水位標高:750.00m
放水位標高:609.00m
面積
流域面積:595.1平方キロメートル
河川
取水:袖沢→小屋場沢→本沢→只見川[奥只見ダム]
放水:只見川

本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)

ダム諸元

名称
奥只見(おくただみ)ダム
歴史
昭和28(1953)年:着手
昭和35(1960)年:竣工
種類
越流型直線重力式コンクリートダム
大きさ
堤高:157.00m、堤頂長:480.00m、堤体積:1,636,300立方メートル
容量
 総貯水容量:601,000,000立方メートル
有効貯水容量:458,000,000立方メートル
標高
    天端標高:755.00m
   満水位標高:750.00m
4号機低水位標高:725.00m
   低水位標高:690.00m
  水車中心標高:553.00m
    基礎標高:598.00m
面積
流域面積:595.1 平方キロメートル(現地案内板)、594.6平方キロメートル(ダム便覧)
湛水面積: 11.50平方キロメートル
水門設備等
洪水吐:溢流型テンターゲート×2門
低水位放流管:ハウエルバンガーバルブ×1門

本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)

ムービーギャラリー

「道のチャンネル」関連動画:冬の奥只見シルバーライン 1倍速ドライブビュー(YouTubeへ移動します、2021-12-12公開)

ダムウォーキング 奥只見ダム(YouTubeへ移動します、2020-10-25公開)

フォトギャラリー



2022-01-19ムービーへのリンク追加(2021-12-12公開分)
2020-11-04奥只見発電所(河川維持水利用分)出力増加情報追加
2020-10-25ムービーへのリンク追加(2020-10-25公開分)
2018-04-14所有者情報詳細追加
2016-10-24特記事項修正
2011-01-18発電所諸元詳細追加
2009-07-03画像追加差替、発電所諸元詳細追加整理
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2007-11-24初掲載
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