電源開発株式会社 胆沢第一発電所
岩手県企業局 胆沢第三発電所
所在地:岩手県奥州市胆沢区若柳
交通:JR東北本線 水沢駅より約21km
特記事項
全く別の発電所が1つの建屋に入っています。
胆沢第一発電所(新建屋)の建設中は新胆沢発電所と呼ばれていました。
胆沢第一発電所諸元(新建屋)
- 歴史
- 所有:電源開発株式会社[運開]−電源開発株式会社[現在]
- 平成26(2014)年7月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:14200kW
- 1号機:10700kW
- 2号機: 3500kW
- 常時出力: kW
- 水量
- 最大使用水量:16.00立方メートル毎秒
- 1号機:12.00立方メートル毎秒
- 2号機: 4.00立方メートル毎秒
- 落差
- 1号機有効落差:101.30m
- 2号機有効落差:100.70m(パンフレット)
- 2号機有効落差:100.50m(水力発電所データベース)
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 出力11090kW×1台(1号機)、出力3670kW×1台(2号機)
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
- 導水路:圧力トンネル 総延長379.00m(ダム共用部管路)
- 分岐管:ト分岐(ダム共用部管路からの分岐)
- 水圧鉄管(発電所共用部含む):内径4000〜mm、板厚9〜mm、延長m×1条
- 分岐管:ト分岐(発電所共用部管路からの分岐、2号機)
- 放水路:総延長31.40m(1号機)、32.50m(2号機)
- 標高
- 取水位標高:345.60m
- 面積
- 流域面積:185.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:胆沢川[胆沢ダム]
- 放水:胆沢川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
胆沢第三発電所諸元
- 歴史
- 所有:岩手県企業局[運開]−岩手県企業局[現在]
- 平成26(2014)年7月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:1500kW
- 常時出力:1200kW
- 水量
- 最大使用水量:1.80立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:105.25m
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車 出力1610kW×1台
- 発電機:横軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:圧力トンネル 総延長379.00m(ダム共用部管路)
- 分岐管:ト分岐(ダム共用部管路からの分岐)
- 水圧鉄管(発電所共用部含む):内径4000〜800mm、板厚9〜28mm、延長606.465m×1条
- 分岐管:ト分岐(発電所共用部管路からの分岐)
- 入口弁:バイプレーンバルブ(複葉弁)
- 放水路:幅2.50m×高2.60m、、総延長14.700m
- 標高
- 取水位標高:345.60m
- 放水位標高:239.18m
- 面積
- 流域面積:185.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:胆沢川[胆沢ダム]
- 放水:胆沢川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 胆沢(いさわ)ダム[国土交通省東北地方整備局管轄]
旧名称:新石淵(いしぶち)ダム
- 歴史
- 昭和58(1983)年:着手
- 平成25(2013)年:竣工
- 種類
- 中央遮水壁(センターコア)型ロックフィルダム
- 大きさ
- 堤高:127m、堤頂長:723m、堤体積:13,500,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:143,000,000立方メートル
- 有効貯水容量:132,000,000立方メートル
- 標高
- 天端標高:364.00m
- 面積
- 流域面積:185.0 平方キロメートル
- 湛水面積: 4.40平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐:自由越流頂
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ムービーギャラリー
天端ウォーキング 胆沢ダム(YouTubeへ移動します)
フォトギャラリー(新建屋及び胆沢ダム)
旧建屋及び石淵ダムの画像、建設中の胆沢ダムの一部画像が電源開発 (旧)胆沢第一発電所跡のページに有ります。
(2015-06撮影)
胆沢ダム天端より発電所を撮影しました。
(2015-06撮影)
胆沢ダム天端を跨いで発電所とダム湖を撮影しました。
超広角レンズでデフォルメされてはいますがダムに貯水した水に依り落差を生じている様子が判るかと思います。
(2013-04撮影)
胆沢第一、第三発電所建屋建設中の様子です。
この頃は新胆沢発電所、胆沢第三発電所と呼ばれていました。
(2012-02撮影)
ダムの打設が終わり、発電所等の設備を建設中の様子です(画像が一部澱んだように見えるのは吹雪で雪がレンズに付着したためです)
胆沢第一、第三発電所の工事は行われていますが建屋はまだお目見えしていません。
(2015-06撮影)
胆沢ダム天端からは広々とした下流の展望が楽しめます。
画像中央少し右下が発電所、画像右端が低流量放流設備です。
(2015-06撮影)
胆沢ダム堤体下流側と洪水吐導流部の様子です。
(2015-06撮影)
胆沢ダム洪水吐越流部です。
画像中央少し上にはオリフィスが2箇所、左側は自由越流頂となっています。
(2015-06撮影)
下流より胆沢ダムと周辺の様子を撮影しました。
ダムのすぐ下流はカヌーコースとして整備されており、結構な人数の方々が楽しんでおられました。
(2012-02撮影)
ダム建設中の胆沢ダムと周辺の様子を下流より撮影しました(画像が一部澱んだように見えるのは吹雪で雪がレンズに付着したためです)
(2015-06撮影)
下流より撮影した胆沢ダム全景です。
発電所は画像中央、木々の向こうに在ります。
画像中央少し左に見えるのは放流設備です。
(2015-06撮影)
胆沢ダム天端より撮影した低流量放流設備です。
(2015-06撮影)
胆沢ダム天端より撮影したダム湖です。
画像左外に取水設備が在ります。
(2015-06撮影)
右岸側に設けられている取水設備です。
(2012-02撮影)
建設中の取水設備です。
取水設備の左下には据え付けを待つ管状の部材が見えます。
(2015-06撮影)
右岸側にダム及び周辺を一望できる展望台が設けられていますが、そこから撮影しました。
(2012-02撮影)
建設中の胆沢ダム堤体上流側です(画像が一部澱んだように見えるのは吹雪で雪がレンズに付着したためです)
天端の左には洪水吐越流設備が見えます。
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2019-04-09ムービーへのリンク追加
2019-04-07堤体積修正
2018-04-09所有者情報詳細追加
2016-05-15初掲載(2012-02、2013-04、2015-06撮影)
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