岩手県企業局 胆沢第二発電所
所在地:岩手県奥州市胆沢区若柳
交通:JR東北本線 水沢駅より約14km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:岩手県企業局[運開]−岩手県企業局[現在]
- 昭和32(1957)年10月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:6800kW(企業局様ウェブサイト)
- 認可最大出力:6200kW(水力発電所データベース)
- 常時出力:1950kW
- 水量
- 最大使用水量:16.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:47.93m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 出力6570kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長2298.4m、主要導水路 口径3.20m、延長1613.9m
- 調圧水槽(複式):(大きい方)単動式サージタンク 口径50.00m×高26.50m
- 水圧鉄管:内径2500〜1900mm、板厚9〜10mm、延長114.45m×1条
- 放水路:幅3.20m×高3.20m、総延長1799.0m
- 標高
- 取水位標高:198.50m
- 放水位標高:134.42m
- 面積
- 流域面積:196.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:胆沢川[若柳ダム]
- 放水:灌漑用水、胆沢川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
若柳ダムの様子は胆沢第四発電所のページに掲載してあります。
フォトギャラリー
(2012-02撮影)
発電所全景
水圧鉄管は撮影地点の真下を通っています。
(2012-02撮影)
下部サージタンクと水圧鉄管
諸元と画像でのサージタンクの大きさが全く違いますが、数百m上流にもサージタンクが在り、そちらの諸元です。
(2012-02撮影)
下部サージタンクより上も管路が続いていますが諸元的には水圧鉄管では無くて圧力導水路扱いです。
(2014-08-31画像追加、2013-04撮影)
上流に在る上部水槽と分水設備を兼ねた様な設備は溢流型のサージタンクでした。
サージタンクが2箇所在るので複式サージタンクとなります。
画像左奥から圧力導水路が来て、画像右手前へと管路で導水、画像奥に溢流吐が設けられています。
灌漑用水は約300m発電所寄りで、管路から直接分岐されている様です。
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2014-08-31画像追加(2013-04撮影)
2013-04-21初掲載(2012-02撮影)
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