所在地:宮城県仙台市青葉区大倉
交通:JR仙山線 熊ヶ根駅より約6km
日本唯一の二重アーチ式ダムより取水している発電所です。
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
取水先となる大倉ダムは日本で初めてダムのネーミングライツが実施されました。
仙台環境開発株式会社様がスポンサーとなったので「仙台環境開発 大倉ダム」という名前になります。
天端ウォーキング 大倉ダム(YouTubeへ移動します)
(2020-02-17画像追加、2019-03撮影)
大倉ダム天端左岸端付近から発電所全景を見ることができました。
画像下部、インクラインから少し離れた左側に建屋が見えます。
(2002-01撮影)
大倉発電所屋外変電所
案内板に世界初の立軸斜流水車を使用とありましたが、運用開始は徳島県の名頃発電所の方が早いようです(2009-08-23情報追加修正)
この画像が建屋では無く、発電所建屋は画像右外に在りなかなか見えないとの事です。(Tonさん、どうもありがとうございました)
(2017-05-29画像追加、2016-03撮影)
画像右下、藪越しに川面近くに在る放水口付近が辛うじて見えましたので屋外設備と1枚に収めました。
フェンスは無いですが画像右側は崖になっていますので、もし見に行かれる方はくれぐれもご注意ください。
(2002-01撮影)
変電設備
北陸地方のような三角帽子はついていません。
(2002-01撮影)
1号鉄塔へ
(2009-05-03画像差替、2008-10撮影)
取水先の大倉ダム堤体
センター部のスラストブロックと両側の岩盤で水圧を受けています。
川が谷の中心より大幅にずれていたのでこの方式を採用したようです。
日本初の二重アーチ式ダムですが現在でもこの形式は日本で此処1箇所という非常に珍しいダムです。
フィルム(135フォーマット)換算27mmでも両端がかなりはみ出しています。
(2009-05-03画像差替、2008-10撮影)
ダム中央、2つのアーチの間にはスラストブロックというコンクリートの重しが設けられており、アーチ部からの力を受け止めています。
(2017-05-29画像追加、2016-03撮影)
ダム下流の少し離れた場所が開けており、そこから超広角レンズで大倉ダムを撮影しました。
(2017-05-29画像追加、2016-03撮影)
下流に架かっている橋から撮影した大倉ダム遠景です。
画像左手前を遮る岩の向こうが発電所です。
(2009-05-03画像追加、2008-10撮影)
スラストブロック天端より下流を見たところです。
画像下部に写っているコンクリートがスラストブロックです。
(2002-01撮影)
センターのスラストブロックの展望台より下流を撮影
大倉発電所は画像中央右寄りにあります。
最初に訪ねたときは積雪期だったのでかなり寒々しいです。
(2009-05-03画像差替、2008-10撮影)
左岸側アーチ
こちらにクレストゲートが設けてあります。
画像中央の放流している配管は河川維持水放流用として使用されています。
丁度良い塩梅に虹が出ていました。
(2009-05-03画像追加、2008-10撮影)
ダム左岸端より下流を撮影
河川がかなり左岸よりに偏っているのが判ります。
(2009-05-03画像追加、2008-10撮影)
こちらは右岸側アーチです。
ゲートが無いのですっきりしています。
ダム直下まで木が植わっています。
(2002-01撮影)
河川維持水放流用バルブ
下から近づけるかと思いましたが手前にフェンスがありほとんど見えませんでした。
(2002-01撮影)
放水によるしぶきが凍ってなかなかの景色でした。
(2002-01撮影)
ダム天端には一般道があり車が通行しています。
センターのスラストブロックは展望台になっています。
(2009-05-03画像差替、2008-10撮影)
ダム湖の様子
湛水距離が結構短くダム湖の奥まで見通せます。
(2002-01撮影)
大倉発電所取水口
(2009-05-03画像追加、2008-10撮影)
ダム堤体上流側の様子