所在地:新潟県小千谷市山本
交通:JR上越線 小千谷駅より約5km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
取水先の宮中取水ダムの画像及び諸元はJR信濃川発電所のページに掲載してあります。
(2000-04撮影)
小千谷第二(新小千谷)発電所建屋と屋外変電設備
屋外変電設備はGIS化されすっきりした印象です。
発電所の向こうを流れているのが信濃川です。
水圧鉄管は埋設のため見えませんでした。
(2000-04撮影)
雪国らしく、GIS引き込みのブッシングと、ブロッキングコイルの頂部に
コーン(円錐)状の帽子をかぶっていました。
ブッシングの方は、相別に色分けされ殺風景な変電設備を賑やかしていますが、
実用性から見ても最高の視認性だと思います。
中越地震後の様子を見て来ました。
(2004-12-30画像追加)
中越地震の後、全発電所が発電を停止していた時の山本第二(新山本)調整池です。
中央の塔は余水吐、その左脇にある窪みから小千谷第二(新小千谷)発電所へと導水されています。
画像奥、一段下がった所に小千谷発電所の山本調整池があります。
中越地震で土手の天端に地割れが生じているようでビニールで養生してありました。
(2004-12-30画像追加)
左側を見ると、画像中央に宮中取水ダムよりの導水路トンネル出口があります。
中越地震の後、全発電所が発電を停止していた時の様子です。
平成22年6月9日に水利使用許可が交付されたとの事で見て来ました。
(2010-07-04画像追加)
信濃川対岸より発電所建屋と放水口を望む
発電所後方の杉林の向こうに山本第二(新山本)調整池が在ります。
(2010-07-04画像追加)
発電所と周辺の様子
画像左が小千谷第二(新小千谷)発電所、画像右が小千谷発電所です。
(2010-07-04画像追加)
水を湛えた山本第二(新山本)調整池
(2010-07-04画像追加)
余水吐をアップで撮影しました。
階段と比べるとかなりの大きさなのが判ります。
四角い孔が複数開いていますがサイホン式余水吐の呑口です(2019-09-31情報追加)
(2010-07-04画像追加)
導水路トンネル出口をアップで撮影しました。
(2010-07-04画像追加)
山本第二(新山本)調整池の傍に、山本第二(新山本)調整池直前の山本工区トンネル3100mを掘ったシールドマシンの一部が展示されています。
一般的なシールドマシンの全面カッターとは異なり、ブームの先端に小さいカッターを設け、ブームを動かして掘削します。
掘削直後に型枠と地山の間にフレッシュコンクリート(生コン)を加圧充填、コンクリートが固まるまで型枠を保持する、
「シールドマシンを用いたECL(直打ちコンクリートライニング)工法」が採られたそうです。
山岳トンネルとしては国内初採用で、工期の短縮、作業の省力化に貢献したそうです。
(2010-07-04画像追加)
シールドマシンのカッターです。
カッタービットの先端まで含めて全体の直径800mm位、カッタービットは成人男性の小指を横に2本並べた位の大きさだったと思います。
一般的なシールドマシンやトンネルボーリングマシンのカッタービットと比べるとかなり華奢です。
見るからに交換し易そうな作りをしていますので、頻繁に交換して作業していたと思われます。