所在地:和歌山県東牟婁郡北山村七色、三重県熊野市神川町神上(河川維持水利用発電所)
交通:JR紀勢本線 熊野市駅より約15km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
使用されている水車は、発電専用のフランシス水車としては恐らく最大使用水量日本一と思われます。
(2005-12撮影)
七色ダムと周辺の様子
右岸(画像左手)より取水し、山中に発電所建屋があります。
七色発電所は和歌山県東牟婁郡北山村ですが、ダムは左岸が所在地となるため三重県熊野市神川町に、左岸に設けられている河川維持水利用分の発電所も同じく三重県熊野市神川町になります。
左岸(画像右手)には公園が設けられており、散策が出来るようになっています。
(2005-12撮影)
屋外開閉設備
発電所建屋は地中深くに設けられているため、開閉設備のみが地上に顔を出しています。
(2015-03-01画像追加、2014-03撮影)
七色ダム左岸には河川維持水を利用した発電所(画像中央下寄りに写っているプレハブ建屋)が設けられています。
(下の2005年時点の画像にも写っていますので更に前から運用しています)
(2005-12撮影)
七色ダムの様子
七色だけに洪水吐ゲートも7門です。
虹の七色に倣って赤橙黄緑青藍紫で各ゲートを塗装すると良さそうです。
ダム直下に副ダムが設けてあるため白いカーテンのように見えます。
(2015-03-01画像追加、2014-03撮影)
副ダムの越流、シャッター速度を落として更にカーテンらしく見えるように撮影してみました。
(2015-03-01画像差替、2014-03撮影)
北山川は七色ダムのすぐ下流で大きく曲がっています。
発電所の放水口は画像左奥付近では無く、川の下を潜り更に下流に設けられています。
因みに、撮影地点の三重県熊野市神川町は、黒碁石で有名な那智黒石の産地でもあります。
当地で取れる黒い緻密な石を碁石に加工し、和歌山県は那智勝浦町に在る熊野那智大社で土産物として販売していた事から、那智黒の名が付けられたそうです。
(2015-03-01画像差替、2014-03撮影)
七色ダム天端より下流を望む
(2005-12撮影)
副ダムの様子
主堤体にいかに近いか判ります。
画像中央少し左下の流れ込みは、河川維持水を利用した発電所の放水です。
(2005-12撮影)
七色ダム堤体上流側と取水口(画像右端)、2005年時点の様子です。
ゲート上部は補修中のためビニールシートがかけられていてカラフルです。
(2015-03-01画像追加、2014-03撮影)
取水口の様子です。
(2015-03-01画像追加、2014-03撮影)
七色ダム堤体上流側と取水口(画像右端付近)です。
堤体の曲がりが結構急なのが判ります。
サイフォン式取水設備は一番左側のゲートピア下部の少し左側に在ります。
(2015-03-01画像追加、2014-03撮影)
サイフォン式取水設備です。
此処から取水、河川維持水利用分の発電所を通り、河川維持水として放水されています。
(2015-03-01画像追加、2014-03撮影)
左岸より撮影した七色ダム天端と周辺の様子です。
(2005-12撮影)
七色ダム湖の様子
上流の池原発電所の下部貯水池も兼ねています。
上流の池原ダム湖と並んで関西エリア屈指のブラックバス釣り場としても有名です。