東京電力 駒橋発電所

所在地:山梨県大月市駒橋
交通:JR中央本線 猿橋駅より約1km

特記事項

日本で初めて55kV送電が行われました。

発電所諸元

歴史
所有:東京電燈[運開]−日本発送電−東京電力[現在]
明治40(1907)年12月20日:運用開始(水車6台、15000kW)
昭和34(1959)年 9月   :設備改修(水車3台、21000kW)
平成22(2010)年12月   :設備改修(水車2台、22200kW)
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):水路式
発電方式(水の利用方法):流込み式
出力
認可最大出力:22200kW(改修前21200kW)
  常時出力:12100kW
水量
最大使用水量:25.04立方メートル毎秒
落差
有効落差:103.41m
有効落差:102.31m
有効落差:104.54m(運開当時)
有効落差:103.05m(改修前)
設備
水車:立軸フランシス水車×2台 総出力24700kW
    運開当時横軸6台、昭和34改修後横軸2台+立軸1台
発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
     運開当時横軸6台、昭和34改修後横軸2台+立軸1台
導水路:総延長6687.60m、主要導水路 幅3.94m×高3.79m、延長6687.60m
上部水槽:縦30.53m×横33.38m×高4.03〜11.04m
水圧鉄管:内径2400〜1500mm、板厚9〜19mm、延長241.07m、2条
入口弁:バタフライバルブ
放水路:幅18.19〜15.15m×高6.00〜9.95m、総延長214.0m
標高
取水位標高:414.54m
放水位標高:301.55m
面積
流域面積:298.0平方キロメートル
河川
取水:川茂発電所、桂川、菅野川、朝日川
放水:八ツ沢発電所、桂川

本データは(社)電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)

文化財情報

敷地外及び見学可能な場所から見られない場合でも、絶対に立入禁止の場所へは入らないでください。

国指定登録有形文化財(建造物)

登録番号:19−0015、名称:駒橋発電所落合水路橋、年代:明治40(1907)年
東京電灯(現東京電力)駒橋発電所関連の施設として建設された水路橋で,朝日川を越える地点に作られた。河床を3連アーチで越え,東側に小さな4つのアーチを設ける。簡素な外観であるが,ひときわ目に付く現在では珍しい大規模な煉瓦構造物である。

本データについては、利用規約に基づいて文化庁様、国指定文化財等データベースより転載しています。

案内板、記念碑等

現地の記念碑より
東京送電水力発祥の地

東京電力(株)の全身である東京電燈(株)は、東京に水力の電気を送電しようと
甲府桂川の駒橋に15,200kWの発電所を建設し、60kmの送電線と
早稲田に変電所を建設するという画期的な長距離送電水力発電を計画しました。
明治三十九年:着工し、工事関係者の精力的な努力により工事は順調に進み
明治四十年十二月二十日午後四時、待望の水力電気が55,000Vの
送電電圧により麻布、麹町一体に歴史に残る灯をつけました。
これが我が国、初の水力発電長距離送電の草分けとなりました。

この快挙にふさわしい由緒深い地を後世に残そうと、昭和三十九年三月、構内にあった
発電所、保修所、保線区ら職員70名が一丸となって、駒橋出張所跡地に横0、8m
高さ1、8mの祈念碑を建立しました。
碑石は礎石とも、桂川の清流で清められた自然石を用いて碑文は昭和十六年当時の
東京電燈(株)駒橋出張所長竹村重武氏の自筆によるものです。
昭和三十九年三月建立、関係者が多数出席のうえ除幕式が行われました。
今この碑は周囲の状況が一変した駒橋独身寮の前に立ち、
若い職員は歴史の重みをかみしめながら自己の向上と社会の発展のため励んでいます。

昭和六十年四月吉日 建立

フォトギャラリー

桂川の取水堰は川茂発電所のページに掲載してあります。




2016-02-14八ツ沢発電所取水堰説明追加
2016-02-01画像追加(2015-03撮影)
2016-01-24水車画像を鹿留発電所ページへ移動
2015-06-15文化財情報、発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2006-09-21水車画像の説明修正
2000-09-08昔の写真追加
2000-07-20初掲載
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