群馬県企業局 狩宿第二発電所
所在地:群馬県吾妻郡長野原町応桑
交通:JR吾妻線 羽根尾駅より約10km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:群馬県企業局[運開]−群馬県企業局[現在]
- 平成16(2004)年6月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:61kW
- 常時出力: 0kW
- 平均年間発生電力量:451MWH(45万1千キロワット時)
- 水量
- 最大使用水量:1.03立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:7.63m
- 設備
- 水車:横軸マイクロチューブラー水車 出力61kW×1台
- 発電機:横軸三相交流誘導発電機×1台
- 導水路:(狩宿発電所導水路途中の落差工に設置)
- 上部水槽:縦6.23m×横4.73m×高3.67m
- 水圧FRPM管:内径800mm、板厚16mm、延長10.98m×1条
- 放水路:(狩宿発電所導水路途中の落差工に設置)
- 標高
- 最高取水位標高:954.065m(上部水槽越流頂)
- 最低取水位標高:954.065m(上部水槽底)
- 水圧管路呑口中心標高:951.563m
- 水車中心標高:947.600m
- 放水位標高(高位):946.385m
- 放水位標高(低位):946.115m
- 面積
- 流域面積:45.2平方キロメートル
- 河川
- 取水:熊川
- 放水:狩宿発電所
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2010-12撮影)
発電所全景
狩宿発電所の導水路途中、落差工の部分に設けられています。
画像中央少し左寄りの埋まっている部分が発電所建屋、その右手のコンクリート傾斜部分は落差工です。
(2010-12撮影)
上部水槽
小ぢんまりとしています。
本発電所での最大使用水量が狩宿発電所よりも小さいので残りは落差工を経由しています。
(2010-12撮影)
発電所正門
狩宿発電所正門の門柱と意匠を揃えていますが、ごつい門柱と幅の狭い門扉が対照的で面白い眺めです。
(2010-12撮影)
熊川の取水堰
ラバーゲートを使用しています。
画像右側が取水口スクリーン及び自動除塵機です。
(2010-12撮影)
取水堰のすぐ隣に沈砂池が在ります。
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2011-09-05初掲載(2010-12撮影)
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