金沢市企業局 上寺津発電所
所在地:石川県金沢市寺津町
交通:北陸鉄道石川線 野町駅より約15km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:金沢市企業局[運開]−金沢市企業局[現在]
- 昭和41(1966)年1月29日:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:16200kW
- 常時出力: 3240kW
- 水量
- 最大使用水量:12.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:161.30m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 出力8500kW×2台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
- 導水路:総延長4831.0m、主要導水路 圧力トンネル 口径2.50m、延長4138.0m
- 調圧水槽:差動式サージタンク 最大口径9.00m
- 水圧鉄管:内径2500〜1900mm、板厚10〜22mm、延長228.68m×1条
- 分岐管:球分岐
- 条管:2条
- 入口弁:バタフライバルブ、ロータリーバルブ
- 放水路:幅3.00m、総延長12.0m
- 標高
- 取水位標高:346.50m
- 放水位標高:172.50m
- 面積
- 流域面積:57.8平方キロメートル
- 河川
- 取水:犀川[犀川ダム]
- 放水:犀川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 犀川(さいがわ)ダム
- 歴史
- 昭和35(1960)年:着手
- 昭和40(1965)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:72m、堤頂長:160m、堤体積:153,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:1,430,000立方メートル
- 有効貯水容量:1,195,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:57.1 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.59平方キロメートル
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
フォトギャラリー
(2009-10撮影)
発電所と水圧鉄管
近くからだと発電所建屋は殆ど見られないです。
現在、市営の水力発電所は全国で唯一、金沢市のみが行っています(マイクロ水力等及び自家用除く)
(2009-10撮影)
発電所と周辺の様子
画像中央の谷を遡ると犀川ダムです。
(2008-07撮影)
水圧鉄管は間近で見ることが出来ました。
水圧鉄管の銘板は文字が灼けて好く判別出来ないです。
(2008-07撮影)
犀川ダムと周辺の様子
(2008-07撮影)
右岸より犀川ダム堤体下流側を望む
(2008-07撮影)
右岸より犀川ダム堤体上流側を望む
(2008-07撮影)
ダム湖の様子
画像左下が取水設備です。
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犀川水系(二級水系)
日本海←┬−新辰巳−辰巳(跡)−上寺津−犀川(跡)−新寺津←(犀川)奈良岳付近
│┌─平沢川小水力──────────────←(平沢川)水葉山付近
└┴──小原(跡)−新内川──新内川第二────←(内川)三輪山付近
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2010-12-05初掲載(2008-07、2009-10撮影)
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