金沢市企業局 新内川発電所
所在地:石川県金沢市小原町
交通:北陸鉄道石川線 野町駅より約12km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:金沢市企業局[運開]−金沢市企業局[現在]
- 昭和59(1984)年12月26日:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:7400kW
- 常時出力:1100kW
- 水量
- 最大使用水量:8.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:113.50m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 出力7700kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長1852.0m、主要導水路 圧力トンネル 口径1.60〜2.20m、延長1852.0m
- 調圧水槽:制水孔式サージタンク 口径3.00m×高72.00m
- 水圧鉄管:内径1600〜1200mm、板厚8〜16mm、延長205.48m×1条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:幅3.00m×高5.00m、総延長23.0m
- 標高
- 取水位標高:224.50m
- 放水位標高:103.70m
- 面積
- 流域面積:34.5平方キロメートル
- 河川
- 取水:内川[内川ダム]
- 放水:内川[新内川ダム]
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
取水ダム
- 名称
- 内川(うちかわ)ダム
- 歴史
- 昭和42(1967)年:着手
- 昭和49(1974)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:81m、堤頂長:172m、堤体積:210,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:9,500,000立方メートル
- 有効貯水容量:8,100,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:34.5 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.40平方キロメートル
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
逆調整池ダム
- 名称
- 新内川(うちかわ)ダム
- 歴史
- 昭和56(1981)年:着手
- 昭和59(1984)年:竣工
- 種類
- 自然越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:18.9m、堤頂長:62.9m、堤体積:9,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:61,000立方メートル
- 有効貯水容量:57,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:37.3 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.02平方キロメートル
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
フォトギャラリー
(2008-07撮影)
水圧鉄管と発電所建屋
(2008-07撮影)
発電所遠景
水圧鉄管最下部に見える入口の様な構造物が発電所建屋上部です。
(2008-07撮影)
サージタンクが櫓で支えられています。
全国でも此処だけと思われます。
(2008-07撮影)
発電所と周辺の様子
画像右側1/3の辺りに見える谷が内川です。
(2008-07撮影)
内川ダム
見下ろしているためか川幅が結構狭く感じます。
(2008-07撮影)
ダム付近より下流を望む
(2008-07撮影)
内川ダム堤体上流側と取水設備
(2008-07撮影)
内川ダム湖と取水設備
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犀川水系(二級水系)
日本海←┬−新辰巳−辰巳(跡)−上寺津−犀川(跡)−新寺津←(犀川)奈良岳付近
│┌─平沢川小水力──────────────←(平沢川)水葉山付近
└┴──小原(跡)−新内川──新内川第二────←(内川)三輪山付近
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2010-12-05初掲載(2008-07撮影)
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