所在地:富山県富山市本宮
交通:富山地方鉄道立山線 立山駅より約1km
国の重要文化財となっている白岩堰堤から取水の一部を行っています。
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
有峰ダムの諸元及び画像は和田川第二発電所、有峰ダム発電所のページに掲載してあります。
敷地外及び見学可能な場所から見られない場合でも、絶対に立入禁止の場所へは入らないでください。
国宝・重要文化財(建造物)
本データについては、利用規約に基づいて文化庁様、国指定文化財等データベースより転載しています。
(2010-10-24画像差替、2009-10撮影)
発電所建屋と水圧鉄管
画像に写っている分、下の2スパンで落差約150m有りますが、更にその倍の落差分の水圧鉄管がこの上に有ります。
(2010-10-24画像追加、2009-10撮影)
発電所全景
こちら側からだと水圧鉄管の勾配が判り易いです。
(2005-07-25画像追加、2005-05撮影)
水圧鉄管上部
上の発電所全景の画像の更に上の水圧鉄管の画像です。
画像中央付近にサージタンクが見えます。
水圧鉄管の最上部の左奥の谷に真川調整池ダムが設けられているようです。
(2005-07-25画像追加、2005-05撮影)
水圧鉄管最上部に設けられているサージタンク
運開年度が古いためか、ただの円筒形ではなく凝った外観になっています。
(2010-10-24画質調整、2004-04撮影)
発電所と周辺の様子、手前は常願寺川
このずっと上流が立山砂防地域になります。
立山砂防の白岩堰堤からも取水を行っています(砂防堰堤からの取水は恐らく日本初)
(2005-07-25画像追加、2005-05撮影)
立山室堂方面の様子
画像中央の、上が平らな山が美女平、その奥左よりの比較的平らで雪が積もっている所が室堂、
美女平の右側の川が常願寺川、その右上の尖っている山が水圧鉄管上部の画像に写っている山です。
(2004-04撮影)
真川発電所のすぐ下流に称名川発電所からの放流水と併せて
小見発電所へ導水する為の水路橋(千寿橋)が在りました。
オーストラリアはシドニーに在るハーバーブリッジを彷彿とさせる形状です。
(2010-10-24画像追加、2009-10撮影)
千寿橋を右岸より撮影
撮影地点から先は車両、人、共に通行禁止ですので現地をご覧になる方はご注意下さい。
トラス構造の織り成す模様が素晴らしいです。
真川発電所の取水先の一つ、真川上流の取水設備を北陸電力様の御厚意により見学させて頂きました。
北陸電力様、見学に当たって調整して頂いた方々、どうもありがとうございました。
今回は当地に大変詳しい方のご案内で見学させて頂いておりますが、非常に山が深く想定外の状況が発生する可能性が高い上に
保安具等の着用が必要な場所が数多く在り危険なため、くれぐれも立ち入らないようにお願い致します。
(2013-08-12画像追加)
真川の取水堰を下流より撮影
取水堰奥に重機が見える辺りがスゴ谷で砂防工事を行っています。
(2013-08-12画像追加)
取水堰を近くで撮影
画像右寄りに取水口が見えます。
(2013-08-12画像追加)
取水堰より下流を望む
下流にも堰堤が見えますが砂防ダムです。
ここからも補助的に取水を行っています。
(2013-08-12画像追加)
取水堰のゲート
現在はシェル構造のローラーゲートですが、以前はローリングゲートが使用されていました。
(2013-08-12画像追加)
取水堰ゲートから下流を望む
(2013-08-12画像追加)
取水堰の少し下流に沈砂池が設けられています。
画像中央から左寄りに見える水門が取水堰からの流れ込みです。
(2013-08-12画像追加)
沈砂地下流側を望む
画像右手に3箇所見える水門は排砂門です。
沈砂池を横切るように潜堤が2箇所設けられ、3ブロック構成となっているそれぞれに排砂門が設けられています。
沈砂池の水を抜いた後、対岸(画像左手)に在る側水路に通水、水面際に見える窓(沈砂池全体では7箇所在ります)から水を出して流水の勢いを用い排砂門から排砂します。
(2013-08-12画像追加)
河川の急な水位変動などで一時的に取水量が超過した場合には、画像中央を横切る巡視路の下部に見える溢流設備(四角い穴が連続して開いている部分)を溢流して速やかに真川へと戻されます。
(2013-08-12画像追加)
沈砂池で土砂を抑えた水は画像下部より発電所へと送られます。
一見すると結構な濁りに見えますが、実際にはさほど高くない濁度です。