関西電力株式会社 天ヶ瀬発電所

所在地:京都府宇治市宇治
交通:京阪電鉄宇治線 宇治駅より約3km

特記事項

一般水力に於いて北陸電力西勝原第三発電所に次いで出力日本第二位のデリア水車(可変翼の斜流水車)を使用しています。
以前は天ヶ瀬発電所がデリア水車(可変翼の斜流水車)、西勝原第三発電所が固定翼の斜流水車でしたが、
西勝原第三発電所の水車がデリア水車へと設備更新されました(2017-04-16情報追加)

発電所諸元

歴史
所有:関西電力株式会社[運開]−関西電力株式会社[現在]
昭和39(1964)年5月:運用開始
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):水路式
発電方式(水の利用方法):流込み式
出力
認可最大出力:92000kW
  常時出力: 6600kW
水量
最大使用水量:186.14立方メートル毎秒
落差
有効落差:57.10m
設備
水車:立軸デリア(可変翼斜流)水車×2台 総出力100000kW
発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
水圧鉄管:内径5200〜4400mm、板厚15〜18mm、延長276.72m、2条
放水路:幅11.00m×高11.20m、総延長51.7m
標高
取水位標高:78.50m
放水位標高:20.00m
面積
流域面積:4200.0平方キロメートル
河川
取水:宇治川[天ヶ瀬ダム]
放水:宇治川

本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)

ダム諸元

名称
天ヶ瀬(あまがせ)ダム[国土交通省近畿地方整備局管轄]
歴史
昭和30(1955)年:着手
昭和39(1964)年:竣工
種類
越流型アーチ式コンクリートダム
大きさ
堤高:73m、堤頂長:254m、堤体積:122,000立方メートル
容量
 総貯水容量:26,280,000立方メートル
有効貯水容量:20,000,000立方メートル
面積
流域面積:4200  平方キロメートル
湛水面積:  1.88平方キロメートル

本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。

フォトギャラリー



2019-02-11所有者情報詳細追加
2017-04-16水車情報追加
2010-12-31初掲載(2010-02撮影)
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