所在地:鳥取県西伯郡伯耆町荘
交通:JR伯備線 伯耆溝口駅より約5km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
(2015-12撮影)
発電所建屋と上部水槽制水門を日野川対岸より撮影しました。
江尾発電所を再開発、川平発電所と旭発電所の間に設けられた発電所です。
江尾発電所の最大出力1000kWに対し、新川平発電所の常時出力が1400kWですので常時出力のみでも1.4倍となった上に
江尾発電所時代には河川流量が大きい際に利用できなかった分も有効活用できるようになっています。
(2015-12撮影)
発電所と周辺の様子、日野川の川面も入れて撮影しました。
発電所建屋上部は川面からかなり上に見えますが、バレル式の建屋で水面近くまで掘り下げて水車を設けていると思われます。
(2015-12撮影)
取水堰を下流より撮影しました。
取水設備及び導水路は変更されている物の、堰堤そのものは江尾発電所時代からそのまま使用されている歴史有る物件です。
(2015-12撮影)
ローリングゲートを下流よりアップで撮影しました。
扉体に穴が6箇所開いていますが、越流時に水を流し込むことにより扉体に生ずる浮力を抑えつつ、
上下方向に複数設けることにより巻揚時には適宜排水させて巻揚機の負荷を低減させていると思われます。
(2015-12撮影)
取水堰と周辺の様子を下流より撮影しました。
(2015-12撮影)
取水堰を右岸脇より撮影しました。
比較的新しい取水口付近とは対照的な練石積みの堰堤です。
魚道も当時のままと思われ、富山県の庄川合口ダムと同じ形式に見えます。
(2015-12撮影)
取水堰右岸脇から撮影した下流の様子です。